投資開始からの期間
2001年7月から数えて220ヶ月目(18年4ヶ月目)。
資産動向考察
2019年10月末の円ベース資産は以下の通り。
2019年10月末は9月末に比べて約490万円の増加。これは10月前半を考えると望外の結果。それも含めて10月の主な出来事をまとめておく。
10月1日:
- 9月の米ISM製造業景況指数が8月に続いて50を割り、かつ市場予測より低かったため大きく下落
10月3日:
- 9月の米ISM非製造業景況指数が市場予測より低かったため発表直後は大きく下がったのだが、これが逆に更なる米利下げを予想させて閉場時には上昇
10月11日:
- 米中貿易協議で部分合意がなされ、10月15日に予定されていた対中関税引き上げの先送りが報じられたため、大きく上昇
10月14日~:
- 四半期決算発表が本格化
10月30日:
- 米連邦準備理事会(FRB)が29~30日に開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標を1.50-1.75%に25ベーシスポイント(bp)引き下げることを8対2で決定。
ただし、FRBは今回のFOMC声明から、景気拡大を維持するために「適切に行動する」との文言を削除している。この文言は将来的な利下げを示すものと解釈されていた。今回の声明は「適切な道筋を見極めるに当たり、経済の見通しについて今後もたらされる情報の意味合いを引き続き注意深く監視する」とし、よりあいまいな表現にとどまっている
10月後半は自分の所有している銘柄の四半期決算内容を整理するのに注力しており、あまり自分の資産を気にしてはいなかったのだが、大きな下落はなかったような気がする(あればさすがに気が付いたはずなので)。
以下はダウ工業平均の2019年10月のチャート。
10月上旬時点は、2018年10月の暴落が頭をよぎったのだが、中旬から下旬にかけては概ね上昇。自分の資産も大体ダウ工業平均と同じ感じだったのではないだろうか。
自分の9月末と10月末のポートフォリオは以下の通り。
【2019年9月30日】
【2019年10月31日】
2019年10月で大きく上昇したのは、ブリストル・マイヤーズ スクイブ(BMY)ぐらいか。それ以外の銘柄も概ね上がっているが、9月に購入したエクソン・モービル(XOM)が下落しているのが、気に掛かるところ。
為替
先月終値:2019年9月30日 1ドル=108.08円
今月終値:2019年10月31日 1ドル=108.03円
1ドルあたり0.05円、割合で言うと0.05%のドル安。月末終値ベースで見るとほぼ変わらず。ただ下旬にかけては109円近辺まで行ったのだが、10月31日に大きくドル安に。これはブルームバーグ社が中国政府がトランプ米大統領との長期的通商合意の実現に疑念をいだいていると報じたため。上記ダウ工業平均のチャートで10月31日が下がっているのも同じ要因。
まとめ
累計投資:77,000,000円(今月追加投入なし)
米国株:132,829,152円
外貨MMF:36,284円
USドル:124,120円
日本円:49,121円
資産:133,038,677円
累計損益(累計投資と資産より):56,038,677円/72.8%
2019年10月は久しぶりに累計損益の投資金額との割合が70%を超えた。これは2018年9月以来約1年振りとなる。そして初めて円ベースの資産が1億3000万円を超えた月となった。
先にも書いたが、2019年10月は前半を考えると望外の結果だったと言える。何回か載せているが、2019年10月3日時点では、
と前月比マイナス500万を超えていた訳で。この時点を起点にすると、ここから1,000万円ほど資産が増加したことになる。
米中貿易の交渉は何らかの合意がなされそうな雰囲気になってきたが、それが本当に締結されるか、その具体的な内容は、といった事が市場にどう影響を及ぼすかはまだ分からない。何とかポジティブな内容での妥結に至ってほしいものだ。