【AT&TがTWX買収発表】2016年10月末米国株資産/配当

投資開始からの期間

2001年7月から数えて184ヶ月目(15年4ヶ月目)。


入金/米国株購入

2016年10月の入金、米国株購入は無し。


ポートフォリオ

2016年10月のポートフォリオは以下の通り。

ティッカー銘柄株数平均取得価額(ドル)月末単価(ドル)取得価額比(%)
BAボーイング190132.04142.437.87
BMYブリストル・マイヤーズ スクイブ2,20024.9650.91103.97
Cシティグループ5,75040.8049.1520.47
CCケマーズ4043.5816.43-62.29
CHTRチャーター・コミュニケーションズ1229.74249.89740.20
CSCOシスコ・システムズ10016.0730.6890.96
DDデュポン20043.5868.7957.87
DISウォルト・ディズニー15078.4092.6918.23
GEゼネラル・エレクトリック1,65019.5827.9842.94
JCPJCペニー75015.278.59-43.76
JPMJPモルガン・チェース10027.4769.26152.18
Kケロッグ37060.2275.1324.75
KHCクラフト・ハインツ9924.3188.95265.88
KOコカ・コーラ37037.5042.4013.07
MCDマクドナルド12087.20112.5729.10
MDLZモンデリーズ・インターナショナル29924.3144.9484.85
MOアルトリア・グループ10012.7066.12420.50
PGプロクター・アンド・ギャンブル12959.4086.8046.12
PMフィリップ・モリス10012.7096.44659.18
TAT&T4,05036.3136.791.33
TIMEタイム2,70017.5213.00-25.80
TWXタイム・ワーナー10035.0888.99153.68
XOMエクソン・モービル29078.5583.326.07

今月で目に付くのはAT&T(T)の下落とタイム・ワーナー(TWX)の上昇。AT&Tは先月に比べて約9.4%のマイナス、タイム・ワーナーは約11.8%の上昇。

金額で言うと、

AT&T:(40.61 – 36.79)×4,050=15,471ドルのマイナス

タイム・ワーナー:(88.99 – 79.61)×100=930ドルのプラス

となり、大きくマイナスとなっている。

これは原因が明らかで、2016年10月22日(現地時間)にAT&Tがタイム・ワーナーを買収することで合意したと発表したため。この時点の発表では、買収は現金と株式交換を組み合わせ。そしてAT&Tはタイム・ワーナーの負債も吸収し、負債も合わせた取引規模は1087億ドル(約11兆2800億円)ということだった。

AT&Tの2016年10月の株価チャートは以下の通り。

株価と取引量から判るように、正式合意の発表前の10月20日から両社の上級幹部が過去数週間に会合を開き、合併の可能性を含むさまざまな事業戦略について協議したという報道がなされており、AT&Tの株価は20日から下がり始めている。

タイム・ワーナーは既に買収完了しているために株価チャートが取得できないのだが、終値データでは、

19日:79.24ドル

20日:82.99ドル

21日:89.48ドル

24日:86.74ドル

といった具合に推移していた。

あくまでこの時点では買収を発表しただけで、完了するのはまだ先のことなのだが。


配当

2016年10月の配当は以下の通り。

約定月銘柄単価数量受渡金額[ドル]受渡金額[円]為替レート
2016年10月COCA COLA CO.0.3537092.899,388101.07
2016年10月KRAFT HEINZ CO0.69942.624,387102.95
2016年10月ALTRIA GROUP INC0.6110043.774,492102.64
2016年10月MONDELEZ INTL0.1929940.774,194102.88
2016年10月PHILIP MORRIS1.019210081.248,357102.88
2016年10月PHILIP MORRIS0.02081001.52156102.88
2016年10月GENERAL ELECTRIC0.231,650272.1828,083103.18
2016年10月CISCO SYSTEMS0.2610018.671,932103.53

2016年10月で配当に動きのあった銘柄は以下の4銘柄。

クラフト・ハインツ(KHC):

前四半期一株あたり配当が@0.575ドルだったのが、今回は@0.6ドルに。割合で言うと約4.35%の上昇

アルトリア・グループ(MO):

前四半期一株あたり配当が@0.565ドルだったのが、今回は@0.61ドルに。割合で言うと約7.96%の上昇

モンデリーズ・インターナショナル(MDLZ):

前四半期一株あたり配当が@0.17ドルだったのが、今回は@0.19ドルに。割合で言うと約11.76%の上昇

フィリップ・モリス(PM):

前四半期一株あたり配当が@1.02ドルだったのが、今回は@1.04ドルに。割合で言うと約1.96%の上昇

今月の税引後受取配当合計は60,989円だった。


為替

先月終値:2016年9月30日 1ドル=101.34円

今月終値:2016年10月31日 1ドル=104.82円

1ドルあたり3.48円、割合で言うと3.43%のドル高。7月から交互にドル高、ドル安を繰り返すという形。この月は大きめのドル高だったと言える。


まとめ

累計投資:64,762,320円(今月追加投入なし)

米国株:88,397,188円

外貨MMF:74,266円

USドル:348,554円

日本円:337,398円

資産:89,157,406円

累計損益(累計投資と資産より):24,395,086円/37.7%

2016年10月は円ベースの資産、累計損益は約280万円の増加。ポートフォリオの所で言及したAT&Tの1.5万ドル程のマイナスを考えると、よく円ベースでプラスになったものだ。これはやはりドル高の影響だろう。先月末の円ベースの資産が8,600万円ほどだったので、そこから3.4%為替の変動があったとすると、ポートフォリオを無視すると9,000万円に欠けるほどになる見当。それよりは今月末の円ベースの資産が少ないので、為替の変動がなければ円ベースの資産はマイナスになっていたという事になる。

この月の様にポートフォリオの変動と為替の変動が、相互に補完するような形で動いてくれればいいのだが、ポートフォリオ/米国株が下落して、かつ為替がドル安になると円ベースの資産は酷いことになる。まあその逆もあるのだが。

米国株式投資を日本円で行っている以上、為替の影響は避けられないものと受け止めているつもりなのだが、何かいい方法はないものかなあ。

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