AT&T2019年第1四半期決算発表に伴う株価下落

はじめに

ここ数日は保有銘柄の四半期決算発表が続いていたにもかかわらず、資産はそれほどの変動がなく落ち着いた動きだったのだが、昨日2019年4月24日はAT&T(T)の第1四半期決算発表に伴う下落にやられてしまった。


AT&T第1四半期決算の内容

以下はロイターの記事より引用、抜粋

  • 米通信大手AT&Tが発表した第1四半期決算は、売上高が市場予想を下回った。顧客獲得のために値下げしたワイヤレス部門やワーナーメディア部門の売上高が予想を下回った
  • 有料ケーブルテレビ局HBOなどを含むワーナーメディア部門の第1四半期の売上高は83億8000万ドルで、アナリスト予想の84億5000万ドルを下回った
  • 同社の携帯電話契約者数は米国市場での値下げが奏功し、差し引き8万人増加。アナリスト予想は4万4000人減だった
  • ただ、ワイヤレス部門を含むモビリティ事業の第1四半期の売上高は175億7000万ドルで、予想の176億5000万ドルを下回った
  • 第1四半期の解約率は前年同期の0.84%から0.93%に上昇した
  • 衛星放送「ディレクTV」を含むエンターテインメント事業の売上高は約1%減の113億3000万ドル。有料テレビ契約者数は差し引き54万4000人減。アナリスト予想38万5000人を上回る減少となった
  • 同社帰属の純利益は前年同期の46億6000万ドル(1株当たり0.75ドル)から41億ドル(同0.56ドル)に減少した
  • 特別項目を除く1株利益は0.86ドルと予想並みだった
  • 総売上高は約18%増の448億3000万ドルとなったが、予想の451億1000万ドルには届かなかった

自分が所有しているAT&T株の資産状況

AT&Tは自分の保有銘柄中シティグループ(C)に続いて2番目の割合を占めているので、これが下がると全体としても大きく下落してしまうことになる。

7,990株保有しているので、昨日一日で1.31×7,990=10,466.9ドル、110万円強が目減りしたことになる。冒頭に書いた通り、ここ数日は決算発表が続いたにもかかわらず1日での変動は100万円以内に収まっていたのが、昨日はAT&T含めて150万円ぐらいマイナスになってしまった。また、前回2019年3月の購入時にAT&Tを購入した際の価格は@31.14ドルだったので、前回購入時から少しずつ上向きだったのが、昨日で一気に元に戻ってしまったことになる。

ただ、このようなチャートを見るときは注意が必要で、例えば直近6ヶ月のチャートは

この様にプラスになる。さらに過去1年だと、

またマイナスになる。

こうやって並べてみると選択する期間によって傾向が異なってくるので、株を購入する際には株価チャートの期間を自分に都合の良い様に解釈しないよう注意が必要だろう、自戒の意味を込めて。


まとめ

昨日の下落でAT&Tの取得価額比はマイナス10%を再び超えてしまった。前回購入時は値頃感/割安感があると思ったのだが、これを受けてどうだろう。判断が難しいところ。次回の米国株定期購入の予定は2019年6月後半なのだが、その頃にAT&Tの株価はどうなっていることか。その間に2019年内にスタートすると予定されている動画配信サービスの情報が出れば、株価に大きな変動があるだろう。それが好材料となってくれればいいのだがなあ。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメントの入力は終了しました。