投資開始からの期間
2001年7月から数えて87ヶ月目(7年3ヶ月)。
入金/米国株購入
2008年9月の入金は、この頃にしては少なくて25万円の入金だった。
理由は主に以下の2つ。
- 先月2008年8月に保有していたEDS(エレクトロニック・データ・システムズ)がHPQ(ヒューレット・パッカード)に現金交換で買収されたため、資金があったこと
- 2008年9月15日にリーマン・ブラザーズが連邦倒産法第11章適用を申請し経営破綻したこと(日本で言う所謂リーマン・ショック)やバンク・オブ・アメリカがメリルリンチを救済合併したことで、米国市場が更に酷いことになりそうだったので投入資金を抑えた
どちらかというと1の理由が主だったのだろう。先月の現金交換で楽天証券口座にある投資資金が80万円強あったので、当時1回の購入に充てていた100万円になるように25万円の入金をしたのだと思う。
いつもと同じ様に100万円の入金をしなかったのは2の理由が主で、当時ただでさえ損益がマイナスになっていたのに加えて、大規模破綻が発生したタイミングで180万円(口座残高80万円+新規100万円)の今まで経験していない額の投資は流石にまずいと思ったのではないだろうか。
逆に言うと、このような状況でもいつもと変わらない100万円を投資していたことになる。その結果がどうだったのかは判断が難しいところ(短期的には×、5年後位では〇)だが、今月に購入した米国株は、
C(シティグループ)であった。
画像で行が2行になって2回購入している様に見えるのだが、実際には1回の購入指示で手数料も1回分。たまにこのように1回の購入指示で複数の単価で購入をするケースも発生する。
Cを購入したのは前回2008年6月に購入時からの価格が、
6月購入時@20.4ドル ⇒ 6月末終値@16.76ドル ⇒ 7月末終値@18.69ドル ⇒ 8月末終値@18.99ドル
と落ち着いてきたような気がしたからだろう。
今回のCの購入金額は9,659.8ドル、購入株数は480株。手数料を含めた取得価額は@20.125ドルで手数料は31.5ドル。購入金額における手数料の割合は0.33%という内容だった。
これでCの購入履歴は以下の様になった。
2002年3月:購入金額1,411.5ドル。取得株数30株。平均取得価額@47.05ドル
2003年3月:購入金額2,271.5ドル。取得株数70株。平均取得価額@32.45ドル
2007年12月:購入金額9,268.2ドル。取得株数300株。平均取得価額@30.894ドル
2008年3月:購入金額9,317.2ドル。取得株数400株。平均取得価額@23.293ドル
2008年6月:購入金額10,231.5ドル。取得株数500株。平均取得価額@20.463ドル
2008年9月:購入金額9,659.8ドル。取得株数480株。平均取得価額@20.125ドル
合計の購入金額は42,159.7ドル、総取得株数は1,780株。今までの全平均取得価額は@23.6852ドルとなった。
ポートフォリオ
2008年9月のポートフォリオは以下の様になった。
ティッカー | 銘柄 | 株数 | 平均取得価額(ドル) | 月末単価(ドル) | 取得価額比(%) |
BA | ボーイング | 10 | 27.20 | 57.35 | 110.85 |
BMY | ブリストル・マイヤーズ スクイブ | 2,200 | 24.96 | 20.85 | -16.46 |
C | シティグループ | 1,780 | 23.69 | 20.51 | -13.41 |
CSCO | シスコ・システムズ | 100 | 16.07 | 22.56 | 40.42 |
DD | デュポン | 10 | 35.22 | 40.30 | 14.42 |
DIS | ウォルト・ディズニー | 10 | 15.80 | 30.69 | 94.24 |
GE | ゼネラル・エレクトリック | 250 | 30.73 | 25.50 | -17.03 |
JCP | JCペニー | 10 | 18.91 | 33.34 | 76.31 |
JPM | JPモルガン・チェース | 100 | 27.47 | 46.70 | 70.03 |
K | ケロッグ | 10 | 28.96 | 56.10 | 93.72 |
KFT | クラフト・フーズ | 299 | 32.36 | 32.75 | 1.20 |
KO | コカ・コーラ | 10 | 37.99 | 52.88 | 39.19 |
MCD | マクドナルド | 10 | 12.97 | 61.70 | 375.71 |
MO | アルトリア・グループ | 100 | 12.70 | 19.84 | 56.18 |
PG | プロクター・アンド・ギャンブル | 129 | 59.40 | 69.69 | 17.32 |
PM | フィリップ・モリス | 100 | 12.70 | 48.10 | 278.64 |
JAVA | サン・マイクロシステムズ | 1,375 | 16.13 | 7.60 | -52.87 |
TWX | タイム・ワーナー | 300 | 15.46 | 13.11 | -15.20 |
XOM | エクソン・モービル | 10 | 34.23 | 77.66 | 126.88 |
何故かリーマン・ブラザーズの倒産やバンク・オブ・アメリカがメリルリンチを救済合併したことなどがあったにもかかわらず金融株のCとJPMが先月末終値より上昇している。逆にそれ以外の銘柄はほぼ下がっていた。JAVAの株価も取得価額比の半分になってしまっている。
月末の価格だけ見ると上の様になるのだが、2008年9月は新たなニュースが次々に発生するような状況で日ごとに株価が大きく変動していた。例えば月末前の9月29日にはアメリカ合衆国下院で通過すると思われていた緊急経済安定化法案が否決され大きく値を下げていたのが、翌日にはその反動から持ち直す、といった具合。
配当
2008年9月の配当は以下の通り。
約定月 | 銘柄 | 数量 | 受渡金額[円] |
2008年9月 | BOEING CO | 10 | 350 |
2008年9月 | EXXONMOBIL | 10 | 347 |
2008年9月 | EDS | 250 | 1,081 |
2008年9月 | DUPONT | 10 | 345 |
2008年9月 | TIME WARNER INC | 300 | 1,571 |
2008年9月 | MCDONALDS CORP | 10 | 321 |
2008年9月 | KELLOGG CO. | 10 | 292 |
先月に買収されたEDSの配当も今月までは支払われていた。税引後配当合計は4,307円。
為替
先月終値:2008年8月29日 1ドル=108.81円
今月終値:2008年9月30日 1ドル=106.09円
1ドルあたり2.72円、割合で言うと2.50%のドル安。5ヶ月連続のドル高から一転ドル安となった。
まとめ
累計投資:17,762,320円(今月追加投入250,000円)
米国株:13,495,333円
外貨MMF:814,755円
USドル:34,238円
日本円:1円
資産:14,344,327円
累計損益(累計投資と資産より):-3,417,993円/-19.2%
今月は所謂リーマン・ショックがあったこともあり、先月に比べて約220万円損益が悪化した。このタイミングで資産/損益が悪化したのは理解できるのだが、先にも書いた様に何故か金融銘柄は8月末に比べて上昇して終わっている。JPMは支える側でもあった(9月25日に破綻したワシントン・ミューチュアルの事業を買収)ので分からないでもないのだが、Cは昨年から大きく値を下げていたにもかかわらずこの時点ではまだ持ちこたえていた。
この月のマイナスは損益では過去2番目の減少幅(最大は2008年1月)であり、客観的に見れば酷い月ではあったのだが、当時の出来事を振り返ってみると、思っていたよりはマイナスが少なかったとはいえ累計損益が初めて300万円を超えてしまった2008年の9月だった。