はじめに
掲題の通り、2020年3月に購入したダウ・インク(DOW)の追加購入分の配当が入金されたので、その内容とそれを反映した自分の年間配当について整理しておくことにする。
自分の所有ダウ・インク株と配当
2020年3月に購入する前のダウ・インク株と配当の状況は、
【2020年3月購入前】
- 所有株数:85株
- 税引前一株当たり配当:0.7ドル
- 直近税引後配当額:2020年3月時でドルベース42.77ドル、円ベース4,522円
それが2020年3月購入分を反映すると、
【2020年6月時点】
- 所有株数:700株
- 税引前一株当たり配当:0.7ドル
- 直近税引後配当額:2020年6月時でドルベース351.43ドル、円ベース37,335円
となった。円ベースで四半期配当が32,813円増加したことになる。
ダウの配当を加味した自分の全体の年間配当
このダウ・インクの配当が変わったことで、自分の年間配当がどう変わったか。ちなみにこの計算では、2020年3月のボーイング(BA)、2020年5月のウォルト・ディズニー(DIS)の配当はそれ以降無いものとして計算している。
【ダウ・インクの追加購入反映前2020年受取配当想定(税引後円ベース)】
2020年6月16日までの入金:1,630,295円
2020年6月17日以降の想定入金(それまでの実績から):1,704,172円
合計:3,334,467円
【ダウ・インクの追加購入反映後2020年受取配当想定(税引後円ベース)】
2020年6月17日までの入金:1,667,630円
2020年6月18日以降の想定入金(それまでの実績から):1,765,276円
合計:3,432,906円
2020年(2020年1月1日~12月31日)は、現時点では約343万円の税引後配当が期待でき、ダウ・インクの追加購入が反映される前に比べて約10万円増加することになる。ダウ・インク単体では上記の様に約12万円増加するはずだが、全体がそれ程増加しないのは既述のボーイング、ウォルト・ディズニーの配当が今後入らないものとしているため。
まとめ
2020年3月に購入したダウ・インクの配当は大体上記の様な具合になるだろうと想定はしていたが、実際に入金されるとホッとしたというのが正直な感想。やはりボーイングの配当停止によって年間約12万円の配当減となることが確定していたので、今回の入金でその減少分が相殺されたのは素直に喜ばしい。ディズニーの配当停止年間約2万円は、その他所有銘柄の配当増でカバーできる範囲だろう。
ダウ・インクはこれで4四半期(つまり1年)一株当たり配当@0.7ドルが続いたので、次回配当が増配になるのか、据え置きになるのかが気に掛かるところではある。ダウ・インクは昨年ダウ・デュポンから三社分割したばかりなので、過去の配当傾向が分からないのだよなあ。
配当全体については、2020年3月に市場が急落していた際には今後の配当がどうなるか不安だったので、
新型コロナ影響下での所有米国株の配当状況確認(2020/3)
といった整理もしてみたが、そこからしばらく経った今現在では思っていたほどの影響がないので一安心ではある(とはいえ、まだ完全にコロナ関連の懸念が払拭されたわけではないのだが)。
昨年2019年の年間配当実績は、3,171,302円でそこからは現時点で約25万円程増えることが期待できる。これは新型コロナウイルスの影響による株価下落を考えれば、想定以上の見込み。株価・資産には変動があるだろうが、配当に関してはこの調子でいって欲しいものだ。