2020年6月の米国株定期購入検討:ダウ・インク(DOW)

はじめに

昨日は2020年3月に追加購入したダウ・インク(DOW)の配当入金についてまとめたが、ダウ・インクは現時点でも配当率が自分の所有銘柄の中では4番目であり、最近配当重視である自分のスタンスからは外せない銘柄なので、6月の定期購入に向けて検討をしておくことにする。


前回ダウ・インク株まとめ以来のアップデート

昨日の配当に関するまとめを除くと、ダウ・インクについて整理したのは2020年第1四半期決算の際。

ダウインク(DOW)2020年第1四半期決算、他(2020/4)

その際は、

  • 決算内容と市場予測の差はまちまち
  • 経済活動が第2四半期に再開し、下半期に活性化し始める想定の上で第2四半期の売上を75億ドル~85億ドルとしていた。市場予測は92億5000万ドル
  • 決算発表翌日にシティグループ、クレジット・スイスがいずれもダウ・インクの格付けを下方修正(買いから中立へ)。

といった点が主なポイント。3番目のポイントについては「色々調べてはいるのだが、格下げの理由や目標株価については今の所残念ながら情報が掴めていない状況」と書いていたが、その原因は不明のまま。

一方で、ダウ・インクの格付けの変動はその後も行われており、

軒並み買いから中立へと格下げされている。そしてこの理由もざっと調べたところでは不明なまま。どうもダウ・インクの情報はつかみにくいのだよなあ。

一方でその間のダウ・インクの株価はどうだったかというと、

5月4日、6日は格下げの影響か下落し、6日の時点ではダウ工業平均のパフォーマンスを下回ったが、14日の格下げは影響せずでその後はダウ工業平均を上回る上昇具合となっている。

ダウ・インクの格付けと株価の上昇具合に今一つ整合性が取れていない気がするが、既述の様に格付け変更の理由・原因に関する情報が取れていないので、何とも判断ができない。

受取配当に関しては昨日整理しているが、現在の税引前配当率は上述の様に6.63%。3月に購入した際には10.20%だったのでそこからは大きく減少しているが、株価が28ドルぐらいから41ドルに上昇しているため。


まとめ

上記の様な整理をした訳だが、ダウ・インク株を6月の定期購入で購入するのか。

ポジティブな点:

  • 配当率は6.63%とそれなりに高い
  • ここひと月程の株価上昇は市場平均を上回っている

ネガティブな点:

  • ひと月程前にダウ・インクの格付けを下げるアナリストが多かった
  • 自分にはその理由が調べ切れていない
  • 年初からの株価を見ると市場平均を下回っている

簡単に整理すると以上の様になるのか。やはりダウ・インクの投資格付けが下げられた理由を理解出来ていないのが大きい。これが不明なまま購入するのは危険な気がする。前回3月の購入時には、自分の購入前にダウ・インクの経営陣が自社株を購入していたという一応の理由があって購入に踏み切ったのだが、今回はそういった理由付けが乏しい。

実際の購入まではまだ時間がある事だし、週末にでももう少し本腰を入れてダウ・インク株の情報を収集して、それを元に判断することにしよう(取れない可能性が高いと思うのだが)。

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