国民年金の2年前納納付額の通知(引退後3回目)(2025/4)

はじめに

遅ればせながら2025年4月に国民年金保険料クレジットカード納付額通知書が届いていた。

2025年4月は色々な出来事があり四半期決算の整理も忙しく後回しになっていたが、今回の納付内容についてまとめておく。

状況を再度確認しておくと、2020年10月末に退職/完全リタイアして国民年金を自分で納付することになったが、退職直後の2020年11月に

完全リタイア後の国民年金手続きの実際(2020/11)

でまとめた様に2020年11月から2021年3月まではクレジットカード手続きが出来なかったので現金で支払い、それ以降は2年分をクレジットカードによる前納手続きとしている。

今回は2023年4月~2025年3月分の納付が終了してそのまま継続して2025年4月~2027年3月分の国民年金クレジットカード前納が続く訳だが、支払額等に前回と違いが無かったか等について内容を確認しておくことにする。


国民年金保険料クレジットカード納付額通知書の内容

引退後初回2021年4月~2023年3月

  • 基本保険料については「令和3年4月分から令和4年3月分までの国民年金保険料は、月額16,610円です。」との記載あり
  • クレジットカードによる2年前納の記載合計金額は割引が適用されて393,060円
  • 自分の場合、これに加えて月々400円の付加保険料も支払っている(2年分9,250円)がこれには割引は適用されず

引退後2回目2023年4月~2025年3月

  • 基本保険料については「令和5年4月分から令和6年3月分までの国民年金保険料は、月額16,520円です。」との記載あり
  • クレジットカードによる2年前納の記載合計金額は割引が適用されて396,420円
  • 自分の場合、これに加えて月々400円の付加保険料も支払っている(2年分9,250円)がこれには割引は適用されず

今回(引退後3回目)2025年4月~2027年3月

  • 基本保険料については「令和7年4月分から令和8年3月分までの国民年金保険料は、月額17,510円です。」との記載あり
  • クレジットカードによる2年前納の記載合計金額は割引が適用されて418,740円
  • 自分の場合、これに加えて月々400円の付加保険料も支払っている(2年分9,250円)がこれには割引は適用されず

前回の記載から月額基本保険料は約1,000円の増加。日本年金機構のサイトによると、今回のクレジットカード/現金による2年前納の割引額は15,670円、口座振替で2年前納にすると17,010円の割引とのことだが、ポイント付与を考えてクレジットカードにしている(はず)。

またここに記載されている基本保険料はあくまで1年目のものなので2年目分は値上がり(値下がり)する可能性がある。以下に各年の基本保険料の変遷についても確認しておく。

月額基本保険料の変遷

自分が退職後に国民年金保険を払い始めてからの月額基本保険料の変遷は以下の通り。

  • 令和2年4月~令和3年3月:16,410円(2年前納以前)
  • 令和3年4月~令和4年3月:16,610円(通知書に記載の額)
  • 令和4年4月~令和5年3月:16,590円(通知書に記載なし、日本年金機構のサイトには記載あり)
  • 令和5年4月~令和6年3月:16,520円(通知書に記載の額)
  • 令和6年4月~令和7年3月:16,980円(通知書に記載なし、日本年金機構のサイトには記載あり)
  • 令和7年4月~令和8年3月:17,510円(今回通知書に記載の額)
  • 令和8年4月~令和9年3月:17,920円(今回通知書に記載なし、日本年金機構のサイトには記載あり)

まとめ

今回の納付は前回2年前と比べると22,320円の増加。前回は前々回から3,360円の増加だったので上昇幅が大きく感じられるが、各種インフレを考えると仕方ないのだろう。

また納付額の増加はある程度想定していたことであり、完全リタイア後のキャッシュフローでは月2万円の想定で2年分で48万円としているので、予実管理では余剰が生じることになる。

年金の納付が完了するまで、何とかこの2年分48万円を下回る納付額で済んでくれることを願いたい。ちなみに大学生時代の未納付期間があるので、60才を超えて任意加入するかどうかは60才近くになったら検討が必要だろう。

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