はじめに
先日国民年金保険料クレジットカード納付額通知書が届いた。
2020年10月末に退職して完全リタイアをしたため国民年金を自分で納付しなければならなくなったのだが、退職直後の2020年11月に
でまとめた様に2020年11月から2021年3月まではクレジットカード手続きが出来なかったので現金で支払い、2021年4月から2022年3月分まではクレジットカードによる前納手続きをしていた。
そして2021年4月から2022年3月分までについては既に手続きをしていたので今回と同様に
国民年金の2年前納クレジットカード納付額の通知(2021/4)
通知書のみが届いて自動的にクレジットカードで支払いが行われていた。
今回はその2年分の納付が終了してそのまま継続して国民年金のクレジットカード前納が続く訳だが、支払額等に前回と違いが無かったか等について内容を確認しておくことにする。
国民年金保険料クレジットカード納付額通知書の内容
前回2021年4月~2023年3月
- 基本保険料については「令和3年4月分から令和4年3月分までの国民年金保険料は、月額16,610円です。」との記載あり
- クレジットカードによる2年前納の記載合計金額は割引が適用されて393,060円
- 自分の場合、これに加えて月々400円の付加保険料も支払っている(2年分9,250円)がこれには割引は適用されず
今回2023年4月~2025年3月
- 基本保険料については「令和5年4月分から令和6年3月分までの国民年金保険料は、月額16,520円です。」との記載あり
- クレジットカードによる2年前納の記載合計金額は割引が適用されて396,420円
- 自分の場合、これに加えて月々400円の付加保険料も支払っている(2年分9,250円)がこれには割引は適用されず
前回と今回の差異について
不思議に思ったのは通知書に記載されている月額保険料が前回より安くなっているにもかかわらず、2年前納の合計額が前回より増加している点。
どういうことかと思って日本年金機構のサイトを調べてみたところ、どうも今回の2年目(令和6年4月以降)の月額保険料は16,520円ではなく16,980円らしい。
通知書の記載をよく見てみると
「令和5年4月分から令和6年3月分までの国民年金保険料は、月額16,520円です。」
と確かに1年目の金額についてのみの記載であり実際の計算詳細では2年目からの金額が変わっていた。これが今回の2年前納の方が前回の2年前納より高くなっている理由だったようだ。
月額保険料の変遷
ちなみに自分が退職後に国民年金保険を払い始めてからの月額保険料の変遷は以下の通り。
- 令和2年4月~令和3年3月:16,410円(2年前納以前)
- 令和3年4月~令和4年3月:16,610円(前回通知書に記載の額)
- 令和4年4月~令和5年3月:16,590円(前回通知書に記載なし、日本年金機構のサイトには記載あり)
- 令和5年4月~令和6年3月:16,520円(今回通知書に記載の額)
- 令和6年4月~令和6年7月:16,980円(今回通知書に記載なし、日本年金機構のサイトには記載あり)
まとめ
最初に今回の通知を見た時は2年前より月額料が減っているのに前納合計額は増えていたので、前納の割引料率が変わったのか、あるいは自分が何か手続きをし忘れているのかなどと思ったりもしたのだが、実際には送付された通知書の月額料が1年目のみ記載だったために生じた自分の勘違いで、2年目の月額料が上昇しているので特に自分に問題があったわけでは無かったのでホッとした。ただ通知書を見返してみたがやはり1年目の月額料しか記載されていなかったので、2年目の月額料も記載して欲しいものだ。とはいえ書式上難しいのだろう(多分1年前納と2年前納などで通知書の書式は共通)。
国民年金に関しては、本当に受取時に現在の想定額が受け取れるのか、受取時に配当金と国民年金を合わせた場合の税金・社会保険料をどうするのが最適なのか等考えることはあるのだが、とりあえず現在は定められた規則内で一番自分が有利になる選択が出来るようにしていきたい。