投資開始からの期間
2001年7月から数えて45ヶ月目(3年9ヶ月目)。
入金/米国株購入
2005年に入ってから入金額が低調なのだが、2005年3月はどうだったのか。
今月もまさかの5万円と想像より低い金額。
そして今月は株式購入のタイミングだったのだが、どういう購買をしたのか。
BMY(ブリストル・マイヤーズ スクイブ)を50株購入。しかも買い付け金額が1,277.50ドル(133,038円)。昨年までであれば誕生日手数料無料が使えたのだが、2004年7月にDLJディレクトSFG証券から楽天証券株式会社に商号変更したためなのか、誕生日手数料無料制度がなくなり、普通に手数料がかかるようになっている。
今回のBMYの購入取得単価は、1,277.50ドル/50株=@25.55ドル。手数料は31.5ドルで、手数料の占める割合は2.47%と初めて2%を大きく超えてしまった。元々手数料の目安の点からこれは非常によろしくない。
手数料割合が高くなってしまった原因は明らかで、単純に購買金額/投資に回せる金額が少なかったことに尽きる。2005年に入ってからの入金が低調だったこともあったので想像はできたのだが。この時期は個人の資金繰りが厳しかったのだろうか。
ここまでのBMYの購入履歴は、
2002年3月:購入金額1,617ドル。取得株数40株。平均取得価額@40.425ドル
2002年6月:購入金額2,326.5ドル。取得株数90株。平均取得価額@25.85ドル
2003年3月:購入金額455.4ドル。取得株数20株。平均取得価額@22.77ドル
2003年5月:購入金額2,437.5ドル。取得株数100株。平均取得価額@24.375ドル
2004年2月:購入金額2,875.5ドル。取得株数100株。平均取得価額@28.755ドル
2004年8月:購入金額4,683.5ドル。取得株数200株。平均取得価額@23.4175ドル
2004年11月:購入金額3,607.5ドル。取得株数150株。平均取得価額@24.05ドル
2005年3月:購入金額1,277.5ドル。取得株数50株。平均取得価額@25.55ドル
合計で8回購入。購入金額のここまでの合計は19,280.4ドル。保有株数は750株、平均取得価額が手数料込みで@25.7072ドルということになる。
購入回数から見ても、投資金額から見てもこの頃のポートフォリオの主役はBMYだったと言える。最初に購入した2002年3月を除けば割と狭い範囲での値動きでもあり、値頃感を感じていたのが購入していた理由だろう。
繰り返しになるが今月の購入はやはりよろしくない。この時より過去のデータを確認してみたが、購入金額及び手数料の割合が最もよろしくなかったことが確認できた(手数料無料時を除く)。具体的には手数料割合が高い順に、
2005年3月:BMY 購入金額1,277.5ドル。取得株数50株。手数料31.5ドル、手数料割合2.47%
2002年11月:GE 購入金額1,603.5ドル。取得株数60株。手数料31.5ドル、手数料割合1.96%
2002年9月:SUNW 購入金額1,615.5ドル。取得株数60株。手数料31.5ドル、手数料割合1.95%
といった具合で、以下2002年に購入したものが続いている。投資スタイルが確立しておらず、購入回数も多かった2002年が手数料割合が高くなるのは納得できるのだが、今回だけ2005年でその割合も2.47%と際立っている。本当に納得がいかないのだが、事実としてこうだったということは確かである。願わくはこれ以降このようなことが起こらないといいのだが。
ポートフォリオ
気を取り直してポートフォリオの状況を確認する。
ティッカー | 銘柄 | 株数 | 平均取得価額(ドル) | 月末単価(ドル) | 取得価額比(%) |
BA | ボーイング | 10 | 27.20 | 58.46 | 114.93 |
BMY | ブリストル・マイヤーズ スクイブ | 750 | 25.72 | 25.71 | -0.96 |
C | シティグループ | 100 | 36.83 | 44.94 | 22.02 |
CSCO | シスコ・システムズ | 100 | 16.07 | 17.89 | 11.35 |
DD | デュポン | 10 | 35.22 | 51.24 | 45.49 |
DIS | ウォルト・ディズニー | 10 | 15.80 | 28.33 | 79.30 |
EDS | エレクトロニック・データ・システムズ | 250 | 16.30 | 20.67 | 26.84 |
G | ジレット | 10 | 30.00 | 不明 | 不明 |
GE | ゼネラル・エレクトリック | 250 | 30.73 | 36.06 | 17.33 |
JCP | JCペニー | 10 | 18.91 | 51.92 | 174.56 |
JPM | JPモルガン・チェース | 100 | 27.47 | 34.60 | 25.98 |
K | ケロッグ | 10 | 28.96 | 43.27 | 49.41 |
KO | コカ・コーラ | 10 | 37.99 | 41.66 | 9.66 |
MCD | マクドナルド | 10 | 12.97 | 31.14 | 140.09 |
MO | アルトリア・グループ | 100 | 42.94 | 65.39 | 52.29 |
SUNW | サン・マイクロシステムズ | 3,500 | 4.22 | 4.04 | -4.33 |
TWX | タイム・ワーナー | 300 | 15.46 | 17.55 | 13.52 |
XOM | エクソン・モービル | 10 | 34.23 | 59.60 | 74.12 |
今月は10株しか保有していない銘柄の動きが目に付く。
BA:2005年2月終値@54.97→3月終値@58.46
JCP:2005年2月終値@44.49→3月終値@51.92
XOM:2005年2月終値@63.31→3月終値@59.60
10株しか所有していないのでポートフォリオ全体資産に与える影響は軽微。BAとJCPもいつの間にか株価が平均取得価額の倍になっていた。これらは完全に買い時を逃した感じだと思う一方で、2018年現在のJCPの惨状を思うと必ずしも間違いではないのか、と思ったりもする。
配当
約定月 | 銘柄 | 数量 | 受渡金額[円] |
2005年3月 | CITIGROUP INC | 100 | 3,693 |
2005年3月 | BOEING CO | 10 | 210 |
2005年3月 | GILLETTE CO | 10 | 138 |
2005年3月 | EDS | 250 | 1,045 |
2005年3月 | EXXONMOBIL | 10 | 226 |
2005年3月 | DUPONT | 10 | 296 |
2005年3月 | KELLOGG CO. | 10 | 213 |
2005年3月の配当は特に目新しいこともなく。税引後配当合計は5,821円だった。
為替
先月終値:2005年2月28日 1ドル=104.58円
今月終値:2005年3月31日 1ドル=107.11円
1ドルあたり2.53円、割合で言うと2.42%ドル高。3ヶ月続いてのドル高となり、今月は前2ヶ月に比べてややその割合が高かった。
まとめ
累計投資:8,152,320円(今月追加投入50,000円)
米国株:7,879,014円
外貨MMF:344,515円
USドル:16,639円
日本円:52,128円
資産:8,292,296円
累計損益(累計投資と資産より):139,976円/1.7%
2ヶ月続いた損益のマイナスから今月はプラスに転じた。とはいえ為替がそれなりにドル高だったことに助けられてのことなので、安心という感じではない。ポートフォリオ主力のBMYとSUNWが未だ取得価額比マイナスであるので、まだまだ不安定な状態が続くような気がする。
またこの頃及び投資開始からの入金額が段々減ってきているのも気にかかる。特に私生活に大きな変化があったわけではないのだが、投資以外の生活/趣味などに費やしていたのだろうか。個人的には若い頃にしかできないこともたくさんあるので、生活と投資のバランスが取れている限りは投資以外にお金を使うことはそんなに悪くはないと思っている。ただ、今月のように購入金額に占める手数料の割合が許容範囲を超えてきたのは問題だろう。
この頃自分がどういう投資行動を取っていたのかは、今(2018年)書いてみて色々興味深い。今ではある程度客観視できるが、当時の自分が必ずしもロジカルな行動を取っていたとは限らないことがよく分かる。来月以降はどういう投資スタイルになっていくのか。