米/イスラエルのイラン攻撃から4週経過後の資産(2026/3)

はじめに

2026年2月28日(土)には

2026年2月の米/イスラエルによるイラン攻撃後初めての米国市場

で触れた通り、米/イスラエルによるイラン大規模攻撃が行われ、もうすぐ4月となる現時点でも交戦は続いている。

攻撃開始から1~3週目経過時点での市場及び自分の資産については

米/イスラエルのイラン攻撃が起こった2026年3月第1週の資産

米/イスラエルのイラン攻撃から2週経過後の資産(2026/3)

米/イスラエルのイラン攻撃から3週経過後の資産(2026/3)

でまとめたが、ここでも事態の推移や状況については詳しく触れず、攻撃から4週間が経過した時点で米国株式市場及び自分の米国株資産がどう変動したかについてまとめておくことにする。


2026年3月2日~27日の資産変動

1~3週目については情報過多になるので週次まとめのみ。詳しくは上述したリンク参照。

米国株式市場

S&P 500前日比DOW30前日比NASDAQ前日比
2026/2/27(金)6,878.8848,977.9222,668.21
3月第1週-138.86-2.06%-1,476.37-3.11%-280.58-1.25%
3月第2週-107.83-1.63%-943.08-2.03%-282.27-1.28%
3月第3週-125.71-1.93%-981.00-2.15%-457.75-2.11%
2026/3/23(月)6,581.001.15%46,208.471.38%21,946.761.38%
2026/3/24(火)6,556.37-0.37%46,124.06-0.18%21,761.90-0.84%
2026/3/25(水)6,591.900.54%46,429.490.66%21,929.830.77%
2026/3/26(木)6,477.16-1.74%45,960.11-1.01%21,408.08-2.38%
2026/3/27(金)6,368.85-1.67%45,166.64-1.73%20,948.36-2.15%
3月第4週-137.63-2.16%-410.83-0.91%-699.25-3.34%
合計-510.03-8.01%-3,811.28-7.46%-1,719.85-8.21%

4週目はこれまで3月の3週とはやや傾向が異なり、ハイテク銘柄の比率の低いダウ工業平均の下落が最も小さく、ハイテク比重の大きいNASDAQ総合、S&P 500が大きく下落という結果となった。25日の米国市場閉場後にロサンゼルス裁判所の陪審団が、未成年者のSNS依存を巡り有害なプラットフォームを設計したとして、アルファベット(GOOGL)傘下グーグルとメタ・プラットフォームズ(META.O)に法的責任があるとの評決を下したことから、他州での同様の訴訟に直面する可能性も影響しているのだろう。

また中東情勢に鎮静化の兆しは見られず、これで2月最終週を含めて主要3株式指数は5週連続の下落となっており、これは2022年以来とのこと。またこの週にはダウ工業平均とNASDAQ総合がいわゆる調整局面入り(近高値から10%の下落)となっている。

自分の米国株ポートフォリオ資産及び円資産

米株ドル資産前日比円資産前日比
2026/2/27(金)1,909,725.70304,628,681
3月第1週-58,692.78-3.17%-5,521,474-1.85%
3月第2週-22,853.69-1.25%107,1580.04%
3月第3週13,295.670.72%253,5450.08%
2026/3/23(月)1,865,478.131.30%302,312,4600.95%
2026/3/24(火)1,888,520.021.24%306,502,1251.39%
2026/3/25(水)1,900,722.500.65%309,572,3411.00%
2026/3/26(木)1,879,035.47-1.14%306,698,611-0.93%
2026/3/27(金)1,853,511.79-1.36%303,383,637-1.08%
3月第4週12,036.890.65%3,915,7271.29%
合計-56,213.91-3.03%-1,245,044-0.41%

自分の米国株ドル資産は市場の下落にかわかわらず週間では約1.2万ドル上昇。前週の第3週は自分のポートフォリオに占める割合の大きいシティグループ(C)、AT&T(T)、エクソン・モービル(XOM)が上昇したのが功を奏したのだが、第4週はAT&Tが2.8%上昇(6000ドル強増加)、エクソンが7.1%上昇(1.3万ドル強増加)と2週続けて上昇したものの、シティは1.95%の下落(約1.2万ドルの減少)となった。ただ所有26銘柄中17銘柄が上昇したことで、5000ドル以下の上昇の積み重ねが全体の上昇の約半分を占めている。

円ベース資産は後述するドル円為替の恩恵により、400万円近い増加となっている。

ドル円為替

ドル円為替前日比
2026/2/27(金)156.06
3月第1週1.741.10%
3月第2週1.931.21%
3月第3週-0.50-0.31%
2026/3/23(月)158.44-0.50%
2026/3/24(火)158.700.16%
2026/3/25(水)159.470.49%
2026/3/26(木)159.820.22%
2026/3/27(金)160.320.31%
3月第4週1.090.68%
合計3.171.99%

第3週は週間ではややドル安となりこの水準が続くかと思っていたのだが、第4週はまたしてもドル高となり、週の終値は1ドル=160円台となっている。

この水準は2026年1月にあったレートチェックを想起させることもあり、流石にこれ以上のドル高とはならないと思うのだがどうだろうか。

ニューヨーク原油先物価格

第4週のニューヨーク原油先物価格は、週明け早々にトランプ米大統領がイランのエネルギーインフラへの攻撃延期(5日間)を表明したことを受けて1バレル=100ドル近辺から90ドル近辺まで下落したものの、その後事態にめぼしい進展は見られなかった(トランプ大統領は更に10日間の攻撃延期を表明した)こともあり、週明けの水準とほぼ同じ1バレル=100ドル近辺で週の取引を終えている。


まとめ

以上2026年3月第4週までの自分のドル/円資産変動及び米国市場の動きを確認してみた。

上述した様に米国主要3株式指数は2月最終週から5週連続の下落となり、これは2022年5月以来(当時は高水準のインフレとなっており、その懸念から7週連続下落していた)のこと。

またこれも上述の通りNASDAQ総合とダウ工業平均はそれぞれ3月26日、27日に直近の最高値から10%以上下落する調整局面となっている(NASDAQ総合は2025年10月29日、ダウ工業平均は2月10日の最高値から。S&P 500は1月27日の最高値から3月27日時点で8.7%下落)。

一方で自分の米国株ポートフォリオ資産は前週に続き僅かながらも増加。割合の大きいエクソンが原油価格の恩恵、理由は不明だがAT&Tが堅調なこと、下落が大きい大型ハイテク関連銘柄がないことが奏功しているのだろう。

ドル円為替も円ベース資産に寄与しているがこれ以上のドル高は考えにくく、逆に為替介入によるドル安の可能性もある点には留意する必要があるだろう。

事態の不透明感は変わらずで自分の資産は3週、4週と小康状態とはなったが、何らかのキッカケで市場と同等あるいはそれ以上の下落となる可能性も十分あり得る。油断はしないように気を付けたい。

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