はじめに

自分の所有銘柄であったケラノバ（K）は

でまとめた様に米マースにより現金買収されたため2025年12月10日で上場廃止となっている。そして先日楽天証券への処理が

と終わっていることが確認できた。

以下、自分が所有していたケラノバの各種情報ついて確認・整理しておくことにする。

ケラノバ（K）上場廃止の結果

そして2003年3月にケロッグを購入したのだが、その際はポートフォリオ銘柄を取り合えず拡充する目的で、10株を@28.96ドルで購入（当時あった誕生月手数料無料で手数料は無し）。

その約10年後の2013年9月に220株を@61.465ドル（手数料は26.25ドル）、2013年12月に140株を@60.788ドル（手数料は26.23ドル）で追加購入。この時点で旧ケロッグの所有株数は370株、平均取得価額は@60.22ドル。

更に約10年後の2023年10月にはケロッグがケラノバ（K）とWKケロッグへと会社分割を行い、それに応じてケラノバ株を所有することとなった。会社分割後のケラノバの所有株数は370株、平均取得価額は@48.23ドル。

そして今回ケラノバ株は現金買収による上場廃止となって、税引前一株当たり@83.50ドルの現金を受け取ることになった。

上述の様にケロッグ購入時に費やした金額は

2003年3月：購入金額289.6ドル。取得株数10株。取得価額@28.96ドル

2013年6月：購入金額13,456.15ドル。取得株数220株。取得価額@61.1643ドル

2013年12月：購入金額8,536.55ル。取得株数140株。取得価額@60.975ドル

合計22,282.3ドル、総取得株数は370株。今までの平均取得価額は@60.2224ドルであった。

これにケロッグ分割時の新株付与割合（ケロッグ4株ごとにWKケロッグ1株）を当てはめると、ケラノバに費やした金額は17,845.13ドル、平均取得価額は@48.23ドルとなる。

冒頭の通りケラノバ上場廃止に伴い受け取った金額は、税引き後30,895ドル。ここから上述のケラノバに費やした金額17,845.13ドルを引くと13,049.87ドルのプラス（73.13%増）ということになる。

ケラノバの所有期間中の税引き後円配当は合計178,366円。

分割前ケロッグ時代の税引き後円配当は合計665,918円であり、これをケロッグ分割時の新株付与割合（ケロッグ4株ごとにWKケロッグ1株）に当てはめるとケラノバ分は、665,918×4/5≒532,734円となる。

つまり合計でケラノバの配当は約711,100円だったことになる。

以上、ケラノバ上場廃止に伴う各種情報を整理してみた。

投資額約1.8万ドルに対し、トータルでは株式が約1.3万ドル増加して約3.1万ドル、配当は約70万円と悪くない投資だったと言えるだろう。

そしてケラノバの現金買収により手持ちのドルが3.1万ドル増加したことで、今年同じく現金買収で上場廃止となったWKケロッグの約2000ドル、更に今までのドル資産の合計が約4.7万ドルになった。前回の上場廃止まとめにも書いたがこれをこのままドルで保有しているよりは、今年はダウ・インク（DOW）の配当半減もあったので、それをカバーするためにも株式を購入して配当金の増加を狙った方が良い気がしている。

どの程度、何の銘柄を購入するかについては、別途まとめることにしたい。