2025年4月からの家賃上昇に伴う今後の預貯金変化

はじめに

2025年3月の予実管理まとめで触れたが、2025年4月から家賃が1万円値上がりすることになったので、それに応じて最新版の想定キャッシュフローで想定していた住居費(水道光熱費含む)が11万円から12万円になった。

ここでは家賃上昇を踏まえて今後自分の今後の60才末時点での預貯金(60になると生命保険/個人年金の払い込みが終わる)がどうなるかについて確認しておく。


家賃上昇が無かった場合の60才末時点の預貯金

家賃が上昇しなかった場合に2025年4月が想定キャッシュフロー通りの予実だった場合、2025年4月末時点での60才末時点の預貯金は以下の通り。青色・太字は想定ではなく時間経過による年末の実績。

60才末(2029年末)では約540万円の預貯金が残る想定だった。


家賃上昇後後の60才末時点の預貯金

実際に家賃が1万円上昇したことを加味して2025年4月が想定キャッシュフロー通りの予実だった場合、2025年4月末時点での60才末時点の預貯金は以下の通り。青色・太字は想定ではなく時間経過による年末の実績。

60才末(2029年末)では約480万円の預貯金が残る想定となり、家賃上昇前から57万円減少することになる。


まとめ

以上家賃上昇でどれ程60才末までに影響が出るのかをまとめてみたのだが、上記の通り60才末までの月数57ヶ月×家賃上昇分1万円=57万円減少という至極当たり前の結果でわざわざ計算する程の事でもなかった。出費が増加するということにばかり気持ちが向いてしまい、冷静に考えることが出来なかったということだろう。

気を取り直し、せっかくなのでここでまとめた結果を元に少し考えてみることにする。

やはり月に1万円の固定出費が増えるという点はそれなりに大きい。月に1万円、年間12万円とはいえ固定の出費であるため避ける方法はなく、基本的に下がることもない。

この家賃増による固定出費増をカバーするには「収入を月1万円増やす」、「出費を月1万円減らす」の2択しかない訳だが、完全リタイアをして配当金生活をしている現状では特に前者は難しく(働いていても月1万収入を増やすのは困難だが)非現実的。

では出費を1万円減らす方向で対処するのか、と考えるてみると、上述の様に家賃上昇前から60才末の預貯金は57万円減少するものの480万円程度は残る計算であり、完全リタイア生活が破綻こともなさそうなので、あえて月々1万円を何らかの形で節約することもしなくてよいだろう。

今回は自分が思っていたよりも実際には悪くなかったので、あえて新規に想定キャッシュフローを作り直すことなく、これまでの想定キャッシュフローに簡単な修正をするにとどめておく。今後何か想定キャッシュフローに関する変更が出て来た場合も、今回程度の修正で済めばいいのだが。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする