マクドナルド(MCD)2022年第2四半期決算(2022/7)

はじめに

2022年7月26日には自分が所有しているマクドナルド(MCD)の2022年第2四半期決算発表があった。以下にその結果・内容を整理しておく。


マクドナルド2022年第2四半期決算概要

以下の情報はマクドナルドの企業サイトより引用・抜粋。

  • 2022年第2四半期の総売上高(Total Revenues)は57億1840万ドルで、前年同期比3%減少
  • 2022年第2四半期の純利益(Net Income)は11億8800万ドルで、前年同期比46%減少
  • 2022年第2四半期のTotal operating costs and expenses(総営業コスト及び経費)は40億660万ドルで、前年同期比25%増加
  • 2022年第2四半期のGAAPベース希薄化後1株当たり利益(Earnings per share-Diluted)は1.60ドルで、前年同期比46%減少。Non-GAAPベースでは2.55ドルで、前年同期比8%増加

純利益(Net Income)及びGAAPベース希薄化後1株当たり利益(Earnings per share-Diluted)が前年同期比で大きく減少し、Total operating costs and expenses(総営業コスト及び経費)が大きく増加しているのは、ロシアの事業売却に関連して12億ドルの費用計上をしていることが影響している。

既存店売上

2022年第2四半期の既存店売上は以下の通り。ロシアは4月から完全に閉鎖されたものとし数値には含まれず、ウクライナは一時的な閉鎖のため含むものとして扱っている。

今四半期の米国既存店売上は前年比3.7%増。世界全体では9.7%増。前年同期に比べて大きく減少しているのは昨年は一昨年のCOVID-19による閉鎖時との比較であったため。

2022年通期見通し

2022年通期の見通しは以下の通り。

前四半期から特に目立ったアップデートは無し。


市場予測との比較

今回の主な決算内容と市場予想とを比べてみると、

  • 2022年第2四半期の総売上高(Total Revenues)は57億1840万ドル、市場予想の58億1000万ドルを下回っている
  • 2022年第2四半期のNon-GAAPベース希薄化後1株当たり利益(Earnings per share-Diluted)は2.55ドル、市場予想の2.47ドルを上回っている
  • 2022年第2四半期の米国の既存店売上高は3.7%増、市場予想の3.0%増を上回っている
  • 2022年第2四半期の世界の既存店売上高は9.7%増、市場予想の7.5%増を上回っている

となっている。


まとめ

上記の様な決算内容を受けてのマクドナルドの株価は

2.68%上昇。同日の米国市場が

いずれも下落しているのを考慮するとなかなかの上昇だったと言える。

売上は市場予想に届かなかったもののNon-GAAPベース希薄化後1株当たり利益は市場予想を上回り、既存店売上も米国、中国でのCOVID-19による影響がありながら世界ともに市場予想を上回ったことが評価されたのだろう。

年初来のマクドナルド株と市場(S&P 500)の推移を見てみると

マクドナルド株は市場と似たような動きはしているが、上下動は少なく割と安定している様に見える。

気になる今後だが、売上の割合の大きい米国でインフレが進行しているにもかかわらず売上自体は伸びている事、世界的なインフレでコスト高も懸念される中ロシアの撤退関連費用を除けば総営業コスト及び経費は前年とほぼ同程度に収まっている事を考慮すると、今後もまだ期待が持てる気がするがどうなるだろうか。

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