はじめに
2021年11月ぐらいから気に掛かってはいたロシアとウクライナの情勢が、遂にロシアによるウクライナ侵攻という事態になってしまった。
色々思う所はあるのだが、備忘録としてロシアのウクライナ侵攻週の自分の米国株資産変動について整理しておくことにする。
2022年2月21日週の自分の米国株資産推移
2月21日(月)の米国市場はワシントン誕生日(Washington’s Birthday)で祝日のため閉場だったので営業日は4日間。自分の資産だけでなく市場(S&P 500)も比較対象として記載しておく。
自分の米国株資産 | 前日比 | S&P 500 | 前日比 | |
2022/2/22 | 1,179,621.49ドル | 4,304.76 | ||
2022/2/23 | 1,172,140.67ドル | -0.63% | 4,225.50 | -1.84% |
2022/2/24 | 1,145,760.81ドル | -2.25% | 4,288.70 | 1.50% |
2022/2/25 | 1,175,246.81ドル | 2.57% | 4,384.65 | 2.24% |
週間差異 | -4,374.68ドル | -0.37% | 79.89 | 1.86% |
自分の資産は4営業日で僅かながらマイナスとなっているのに対し、S&P 500は24日、25日と上昇したため週間では1.86%の上昇。
また2月24日がS&P 500はプラスになっているのに対し、自分の資産は2%を超える下落となっている。24日閉場後の自分のポートフォリオを見てみると
シティグループ(C)がマイナス4.03%で14,662.52ドル減だったのを筆頭に23銘柄中17銘柄が前日比マイナスとなっていた。
原油及び欧州への天然ガス供給懸念から一番影響が大きいと思っていたエクソン・モービル(XOM)株は
エクソン・モービル | 前日比 | S&P 500 | 前日比 | |
2022/2/22 | 76.46 | 4,304.76 | ||
2022/2/23 | 76.77 | 0.41% | 4,225.50 | -1.84% |
2022/2/24 | 75.80 | -1.26% | 4,288.70 | 1.50% |
2022/2/25 | 77.84 | 2.69% | 4,384.65 | 2.24% |
週間差異 | 1.38 | 1.80% | 79.89 | 1.86% |
市場と比べると思ったほど顕著な変動では無かった。ちなみにエクソン株をニューヨーク原油先物と比較してみると
エクソン・モービル | 前日比 | ニューヨーク原油先物 | 前日比 | |
2022/2/22 | 76.46 | 92.35 | ||
2022/2/23 | 76.77 | 0.41% | 92.10 | -0.27% |
2022/2/24 | 75.80 | -1.26% | 92.81 | 0.77% |
2022/2/25 | 77.84 | 2.69% | 91.59 | -1.31% |
週間差異 | 1.38 | 1.80% | -0.76 | -0.82% |
珍しく原油先物市場との連動性が無く、ニューヨーク原油先物は下落したもののエクソン株は上昇するという結果になっている。
まとめ
ロシアのウクライナ侵攻があった週の自分の米国株資産変動と影響が大きそうな原油先物/エクソン株について確認してみたが、S&P 500は4営業日でプラス、自分の資産はややマイナス、原油先物もそれ程変動は大きくなく、エクソン株も市場と同程度のパフォーマンスと自分が思っていたよりも穏当な結果となっていた。ここでは触れていないがドル円為替もそれ程大きな変動では無かった。
ただしこれはいずれも終値ベースの結果であり、日中の変動幅が大きい週であったように思う。以下は米国主要3市場の2月22~25日の動き。
【2月22日】
【2月23日】
【2月24日】
【2月25日】
ロシアのウクライナ侵攻があった週は結果的に想像したより自分の資産は下らなかった訳だが、今後も状況の変化が多くあるだろうし、それに伴って市場が神経質に動くことだろう。資産が大きく減る可能性もある事は頭に入れておきたい。
とにかくウクライナの状況が早く穏当に落ち着いて欲しいものだ。