【ブリストル(BMY)の受取配当9%増】2021年2月米国株配当

2021年2月米国株受取配当

2021年2月の受取配当状況は以下の通り。

約定月銘柄単価数量受渡金額[ドル]受渡金額[円]為替レート
2021年2月AT&T INC.0.527,9902,979.70309,561103.89
2021年2月JP MORGAN CHASE0.910064.566,707103.89
2021年2月BRISTOL-MYERS0.492,200773.1380,320103.89
2021年2月PROCTER&GAMBLE0.790712973.177,695105.17

2021年2月の受取配当で前回と違いがあった銘柄はブリストル・マイヤーズ スクイブ(BMY)。前四半期の一株あたり配当が@0.45ドルだったのが、今回は@0.49ドル。割合にすると8.9%の増加。

AT&T(T)は例年だとこのタイミングで受取配当増だが、今回は2020年12月に発表のあった通り据え置き。最近の増配は@0.01ドルずつではあったが、それでも7990株所有しているので四半期あたりで79.9ドル、年間で300ドル超(税引前)の見込配当増が無くなるのは大きい。

ブリストル・マイヤーズ株の購入は2007年3月が最後でそれ以来所有株数は2,200株で変わっていないのだが、ここ10年の配当を振り返ってみると、毎年四半期配当を@0.01ドルずつ増配していたのだが、2020年は@0.41ドルから@0.45ドル、そして今年は@0.45ドルから@0.49ドルと配当増加の額が大きくなっている。これは2019年に買収が完了したセルジーンのおかげだろうか。今後もこの配当増のペースが続けば良いのだが。

以下はここ10年の2月受取時のブリストル株の配当。

約定月銘柄単価数量受渡金額[ドル]受渡金額[円]為替レート
2011年2月BRISTOL-MYERS0.332,200588.0847,31680.46
2012年2月BRISTOL-MYERS0.342,200605.9145,52275.13
2013年2月BRISTOL-MYERS0.352,200622.757,08991.68
2014年2月BRISTOL-MYERS0.362,200568.0256,932100.23
2015年2月BRISTOL-MYERS0.372,200583.7967,918116.34
2016年2月BRISTOL-MYERS0.382,200599.5771,888119.9
2017年2月BRISTOL-MYERS0.392,200615.3568,962112.07
2018年2月BRISTOL-MYERS0.42,200631.1368,446108.45
2019年2月BRISTOL-MYERS0.412,200646.9170,209108.53
2020年2月BRISTOL-MYERS0.452,200710.0276,405107.61
2021年2月BRISTOL-MYERS0.492,200773.1380,320103.89

何となく振り返ってみたが思いもよらず結構興味深い。

  • 2013年2月から2014年2月にドルベースの受取配当が減っているのは2014年から軽減税率が終了したため
  • ドルベースの受取配当が類似している2011年2月と2015年2月の円ベースの税引後受取配当がそれぞれ4.7万円、6.7万円と為替のために2万円・40%強の差が出ている

といった為替、税制による影響は大きいものの、税制が変わらない2014年2月から2021年2月のドルベースでの受取配当は約200ドル、割合にすると約36%増加していることになる。四半期配当なので年間で約800ドル、単純に1ドル100円とすると年間8万円ぐらい受取配当が増えたことになるのか。


2021年2月の配当発表銘柄

2021年2月に次回の配当を発表した自分の所有銘柄は以下の通り。

*回数は配当が前回と変わらない回数の事。5回目以上が過去1年間で増配の無い銘柄

ティッカー銘柄発表日権利落日権利実施日配当回数
KOコカ・コーラ2021/2/182021/3/122021/4/10.411回目
DDデュポン・ドゥ・ヌムール2021/2/182021/2/262021/3/150.307回目
GEゼネラル・エレクトリック2021/2/132021/3/52021/4/260.0110回目
KHCクラフト・ハインツ2021/2/112021/3/112021/3/260.409回目
Kケロッグ2021/2/112021/3/12021/3/150.577回目
DOWダウ・インク2021/2/112021/2/252021/3/120.708回目
CCケマーズ2021/2/102021/2/252021/3/150.2511回目
CSCOシスコ・システムズ2021/2/92021/4/52021/4/280.371回目
MDLZモンデリーズ・インターナショナル2021/2/42021/3/302021/4/140.3153回目

2021年2月の配当発表ではコカ・コーラ(KO)、シスコ・システムズ(CSCO)が増配を発表。コカ・コーラが一株あたり2.4%、シスコ・システムズが3%の配当増となる。

2021年の配当発表は年間配当増を行っている企業がいつものタイミングで増配するという想定通りの発表が多かった。相変わらず配当据え置きの企業が多いのが気に掛かる。


まとめ

税引後ドルベース配当:3,890.56ドル

税引後円換算配当:404,283円

平均為替レート:1ドル=103.9138円

2021年2月はBMYが受取配当増となる一方で、AT&Tは据え置き。それでもAT&Tは税引前配当率が現時点で7%を超えているので、この配当を維持してくれているだけでもありがたいと捉えるべきだろう。

今回は意図せずブリストルの過去配当データを確認してみたが、10年以上手を入れないで配当がこれ程増えていたとは思っていなかった。やはり自分には短期投資ではなく、長期投資/バイアンドホールドが向いていたのだろう。

それにしても以前にもまとめたことがあるがブリストル株は良く働いてくれている。

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