投資開始からの期間
2001年7月から数えて70ヶ月目(5年10ヶ月目)。
入金/米国株購入
2007年4月は入金、米国株購入共になし。
スピンオフ
2007年4月のポートフォリオには、購入していないにも関わらず変化があった。
理由は以下の様に、
MO(アルトリア・グループ)がKFT(クラフト・フーズ)をスピンオフしたため。スピンオフは2003年1月にC(シティグループ)からTravelers Property Causality Co TAP/A(TAP A)と Travelers Property Causality Co TAP/B(TAP B)がスピンオフして以来の出来事。
ただCの際はTAP A、TAP Bの割当比率がそれぞれ1:0.0432と1:0.0887と金額が少なかったことと、短期間で自分のポートフォリオから消えたことから、スピンオフ元のCの取得価額はそのままにしておいたのだが、今回はそれなりの割合となっているのでMOとKFTの取得価額を再精査しなければならない。
楽天証券の場合、このようなケースではKFTが入庫扱いになって取得価額は0となってしまうので、KFTに費やした金額が分からなくなってしまう。自分の場合こういったケースでは、MO取得に費やした金額からスピンオフしたKFTの割合で按分したものをそれぞれの取得価額として扱うことにしている。これが正しいやり方かどうかは議論の余地があると思うのだが、そういう風に管理している、ということで。
具体的にはこの場合、
①保有しているMOの購入は、
2002年3月(この際はティッカーシンボル変更前でPM)に1,586.1ドルで30株
2003年3月に2,707.6ドルで70株
なので、4,293.7ドルで100株購入している。
②今回はMO10株に付きKFT6.92株が付与されるので、MOの株数は100株で変わらず、KFT69株が付与されることになる。従ってMOとKFTの合計株数169株を4,293.7ドルで購入したと考える。
③4,293.7ドル÷169=25.4065…となり、MO、KFTそれぞれ平均取得価額を@25.4065として管理する。
という風に扱っている。一応MO100株×25.4065とKFT69株×25.4065の合計は、スピンオフ前にMO購入に費やした4,293.7ドルとほぼ同じになるので間違ってはいないと思うのだが。
ポートフォリオ
上記スピンオフを反映した2007年4月のポートフォリオは以下の様になった。
ティッカー | 銘柄 | 株数 | 平均取得価額(ドル) | 月末単価(ドル) | 取得価額比(%) |
BA | ボーイング | 10 | 27.20 | 93.00 | 241.91 |
BMY | ブリストル・マイヤーズ スクイブ | 2,200 | 24.96 | 28.86 | 15.63 |
C | シティグループ | 100 | 36.83 | 53.62 | 45.59 |
CSCO | シスコ・システムズ | 100 | 16.07 | 26.74 | 66.44 |
DD | デュポン | 10 | 35.22 | 49.17 | 39.61 |
DIS | ウォルト・ディズニー | 10 | 15.80 | 34.50 | 118.35 |
EDS | エレクトロニック・データ・システムズ | 250 | 16.30 | 27.68 | 69.86 |
GE | ゼネラル・エレクトリック | 250 | 30.73 | 36.86 | 19.93 |
JCP | JCペニー | 10 | 18.91 | 79.09 | 318.24 |
JPM | JPモルガン・チェース | 100 | 27.47 | 52.10 | 89.70 |
K | ケロッグ | 10 | 28.96 | 52.91 | 82.70 |
KFT | クラフト・フーズ | 69 | 25.41 | 33.47 | 31.74 |
KO | コカ・コーラ | 10 | 37.99 | 52.18 | 37.35 |
MCD | マクドナルド | 10 | 12.97 | 48.28 | 272.24 |
MO | アルトリア・グループ | 100 | 25.41 | 68.92 | 171.27 |
PG | プロクター・アンド・ギャンブル | 9 | 30.00 | 64.40 | 114.67 |
SUNW | サン・マイクロシステムズ | 5,500 | 4.03 | 5.22 | 29.48 |
TWX | タイム・ワーナー | 300 | 15.46 | 20.63 | 33.44 |
XOM | エクソン・モービル | 10 | 34.23 | 79.38 | 131.90 |
MOの取得価額が先月までの@42.94ドルから@25.41ドルに変わったので、取得価額比は大きく改善されている。ただ株価の方もスピンオフを反映してか先月末終値の@87.81ドルから20ドル近く下がっている。
その他銘柄については割合の大きいBMYは上昇しているが、SUNWは下がっていたりとまちまちだった様子。
配当
2007年4月の配当は以下の通り。
約定月 | 銘柄 | 数量 | 受渡金額[円] |
2007年4月 | COCA COLA CO. | 10 | 322 |
2007年4月 | ALTRIA GROUP INC | 100 | 8,241 |
税引後配当合計は8,563円だった。
為替
先月終値:2007年3月30日 1ドル=117.79円
今月終値:2007年4月30日 1ドル=119.47円
1ドルあたり1.68円、割合で言うと1.43%ドル高。2ヶ月続いたドル安から2007年4月はそれなりのドル高となった。
まとめ
累計投資:13,002,320円(今月追加投入なし)
米国株:17,193,556円
外貨MMF:747,184円
USドル:105,003円
日本円:13,315円
資産:18,059,058円
累計損益(累計投資と資産より):5,056,738円/38.9%
為替のおかげもあり先月に続いて上昇し、資産は2007年2月上海ショック前の2007年1月とほぼ同等となった。ただし、2007年2月に50万円を入金しているので、累計損益では2007年1月より悪くなっている。大きな下落があった割には、入金の助けがあったとはいえ2~3ヶ月で以前の水準に戻ったのはかなり早いと思う。この調子がどこまで続くのか。