2002年7月末米国株資産/配当及び購入履歴

投資開始からの期間

2001年7月から数えて13ヶ月目(1年1ヶ月目)。


入金/米国株購入

2002年7月の米国株式資産。

投資を開始してから約1年経過したので少し振り返ってみると、現在(2018年7月)実施している3か月に1回投資というスタイルは確立していなかったのだなあ。このブログを書いて気付かされたわけだが、1年目は毎月に近いぐらい米国株式を購入していた。今だったらどうしていたのだろうか。やはりこの当時の購入頻度は多すぎな気がする。投資金額に対して許容最低限度の手数料の割合(1~2%)はキープしていたけれども、手数料の割合が少ないに越したことはないのだから。

とはいえブログを書いてみて当時の状況を再確認すると、マイナスの幅が大きくなった銘柄をある程度短いサイクルで買い足していくのは理解できなくもない。大幅な下がり過ぎ要因が多発していた時期でもあったので、それに都度対応していたと言えなくもない。この当時の投資パターン/スタンスが良かったのか悪かったのかを判断するのは現時点でも難しい。何度か書いてきたがあくまで結果論ではどうとでも言えるので。このブログ/振り返りを今後の自分の投資に活かすには、当時の考えをなるべくデータを元に正確に把握し、そのロジックに破綻がないかを確認していくことだろう。

前置きが長くなってしまったが、2002年7月の入金

やはり今月も200,000円の入金。そしてどういう銘柄を購入したかというと、

つぶれてしまって見づらいのだが、2002年7月の購入銘柄はAOL(AOLタイムワーナー)だった。1,751.90ドルで170株を追加購入。AOLは120株を@23.167で保有していたので、今月の購入を踏まえて、

1,751.9+23.167*120/290=@15.627

という平均取得単価になった。手数料の割合は先月からの手数料上昇を受けて1.8%と当初に設定したしきい値に近くなってしまったがまだ許容範囲内。

AOLのこの時点での購入履歴は以下の通り。

2002年1月 1,418.50ドルで50株、購入時価格 @27.95、平均取得単価@28.37

2002年4月 1,361.50ドルで70株、追加購入時価格 @19.15、平均取得単価@23.167

2002年7月 1,751.90ドルで170株、追加購入時価格 @10.12、平均取得単価@15.627

このように時系列でまとめてみるとAOLの下落振りがよりわかりやすい。2002年1月と2002年7月の購入時価格を比較するとマイナス63.8%と半値以下。そして2002年7月の購入時単価をベースとするとマイナス35%

過去の状況を調べてみると、2002年7月にAOLのCEOが辞職していたようだし、それに至るまでの経緯を含めてAOLは内部、外部ともに混沌としていたようだ。今後のAOLに対する自分の投資行動はよく覚えていないが、今考えるとこれ以上買い足しをしていないことを望むよ。いくら最初の購入時に比べると株価が下がって割安感があるように見えはするが、その時点とは前提がいろいろ変化してきていたのだから。


ポートフォリオ

AOL(AOLタイム・ワーナー) 290株 @15.627 月末単価@11.5。取得価額比 -26.4%

BMY(ブリストル・マイヤーズ スクイブ) 130株 @30.334 月末単価@23.43。
取得価額比 -22.8%

C(シティグループ) 30株 @47.05 月末単価@33.54。取得価額比 -28.7%

CSCO(シスコ・システムズ) 90株 @16.33 月末単価@13.19。取得価額比 -19.2%

GE(ゼネラル・エレクトリック) 40株 @41.975 月末単価@32.20。取得価額比 -23.3%

JPM(JPモルガン・チェース) 50株 @30.52 月末単価@24.96。取得価額比 -18.2%

PM(フィリップ・モリス) 30株 @52.87 月末単価@46.05。取得価額比 -12.9%

SUNW(サン・マイクロシステムズ) 530株 @8.677 月末単価@3.92。
取得価額比 -54.8%

唯一購入時からプラスだったJPMも大幅にマイナスに転落し、すべての保有銘柄がマイナスになった。唯一GEとPMが小幅だけれども盛り返した程度。今月ダメな理由はほぼ明らかで、2002年6月の記事でも言及したがワールドコムが破綻したことだろう。そしてついにSUNWが取得価額比マイナス50%を超えてしまった…


配当

2002年7月:PM(フィリップ・モリス) 30株 1,379円(税引後)

前回よりは為替のせいで100円ぐらい手取りは減少。投資額が増えれば増えるほど為替の影響は大きくなるが、この頃はまだまだもらえれば嬉しいぐらいの認識だった。


為替

先月終値:2002年6月28日 1ドル=119.59円

今月終値:2002年7月31日 1ドル=119.88円

1ドルあたり0.29円、割合で言うと0.24%ドル高。久々に月間を通してみれば落ち着いた為替レートの月だった。


まとめ

累計投資:3,100,000円(今月追加投入200,000円)

米国株:1,774,324円

外貨MMF:211,065円

USドル:8,651円

日本円:566円

資産:1,994,606円

累計損益(累計投資と資産より):-1,105,394円/-35.7%

2002年7月は下記のような出来事が記録しておくべきことだろうか。

  • 冒頭にも書いたが投資を開始して1年が経過
  • 米国株式への投入資金が3,000,000円を超えた
  • 損益がマイナス1,000,000円と7桁のマイナスになった
  • 全ての保有銘柄が取得価額比マイナスに

今月も投資した分の200,000円がほぼ消えた感じで終わってしまっていた。

我慢強くコツコツと入金と株式購入を続けていたようだが、2002年に入ってから入金しているにも関わらず損益のマイナスが3月を除いて増え続けていた。参考として2002年の投資損益を時系列でまとめてみる。

2002年1月2002年2月2002年3月2002年4月2002年5月2002年6月2002年7月
-216,811-257,065-235,083-528,084-586,600-965,823-1,105,394

グラフにしてみると以下のような感じ。

いつになったらこれが上向きになりプラスになるのだろうか。

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