【AT&Tの次回配当は分離後で大幅減】2022年3月米国株配当

2022年3月米国株受取配当

2022年3月の受取配当状況は以下の通り。

約定月銘柄単価数量受渡金額[ドル]受渡金額[円]為替レート
2022年3月WABTEC CORP0.15202.16247114.42
2022年3月EXXONMOBIL0.881,180744.7285,881115.32
2022年3月DOW INC0.7700351.4340,980116.61
2022年3月MCDONALDS CORP1.38120118.7813,944117.4
2022年3月KELLOGG CO.0.58370153.9218,070117.4
2022年3月CORTEVA INC0.14858.561,004117.4
2022年3月DUPONT DE NEMOUR0.338520.132,363117.4
2022年3月CHEMOURS CO0.25407.19844117.4
2022年3月KRAFT HEINZ CO0.49928.423,445121.24

2022年3月の受取配当で前回と違いがあった銘柄は以下の2銘柄。

ワブテック(WAB):前四半期の一株あたり配当が@0.12ドルだったのが、今回は@0.15ドル。割合にすると25%の増加

デュポン・ドゥ・ヌムール(DD):前四半期の一株あたり配当が@0.30ドルだったのが、今回は@0.33ドル。割合にすると10%の増加

ワブテックは18四半期(4年半)、デュポン・ドゥ・ヌムールは10四半期(2年半)据え置きだった配当がそれぞれ2桁割合の配当増。ただしワブテックは2019年2月にゼネラル・エレクトリック(GE)からのスピンオフで入手した銘柄、デュポン・ドゥ・ヌムールは合併分割があったため自分の所有株数は上表の通り極めて少ないので実際の配当増はごく僅か。


2022年3月の配当発表銘柄

2022年3月に次回の配当を発表した自分の所有銘柄は以下の通り。

*回数は配当が前回と変わらない回数。5回目以上が過去1年間で増配の無い銘柄

*配当は税引前一株当たり配当

ティッカー銘柄発表日権利落日権利実施日配当回数
TAT&T2022/3/252022/4/132022/5/20.27751回目
JPMJPモルガン・チェース2022/3/152022/4/52022/4/301.003回目
PMフィリップ・モリス2022/3/102022/3/232022/4/121.253回目
BMYブリストル・マイヤーズ スクイブ2022/3/12022/3/312022/5/20.542回目

2022年3月の配当発表銘柄で前回と違いがあった銘柄はAT&T(T)。ワーナーメディアを分離しディスカバリーと新会社を設立するに伴い、これまでの一株あたり配当が@0.52ドルだったのが次回は@0.2775ドル。割合にすると46.6%の減少となる。

AT&Tの配当減に関しては既に何回か記述した通りで、この配当減が自分の配当金生活に及ぼす影響は

AT&T分離後の配当が配当金生活に及ぼす影響(2022/3)

でまとめている。


まとめ

税引後ドルベース配当:1,435.31ドル

税引後円換算配当:166,778円

平均為替レート:1ドル=116.1965円

2022年3月の受取配当は受け取ったタイミングが3月前半だったこともあり、思った程受取時の為替レートがドル高にはならず。ただしそれでも前月2月のレート1ドル=約114円から2円程ドル高となっている。

それよりもAT&Tの配当減となるタイミングが正式に発表されたことが大きい。これで次回のAT&T受取配当(5月を想定)からはほぼ半減することになる。上述の通り既に配当減となることは分かっていたが、そのタイミングは当初発表では取引完了は2022年半ばとされていたと思うので、1回で約1400ドルの差異が出る事を考えるともう1回現在の配当が貰えれば良かったと思わないでもないがこればかりは仕方がない。

分離したワーナーメディアがディスカバリーと設立する新会社ワーナーブラザース・ディスカバリー(WBD)が配当を出してくれるかもしれないという僅かな期待はあるが業態からするとそれは望み薄だろう。何とか他の所有銘柄の配当増でAT&Tの配当減をカバーしてくれるといいのだが。

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