投資開始からの期間
2001年7月から数えて294ヶ月目(24年6ヶ月目)。
資産動向考察
2025年12月末の円ベース資産は以下の通り。

2025年12月末の円ベース資産は配当金の生活費充当で80万円を楽天証券口座から引き出しているにもかかわらず前月末に比べて約1980万円(約7.4%)の増加で、2025年7月(2060万円、9.2%)に次ぐパフォーマンスとなった。2025年は米国がトランプ政権となり関税への懸念で2~4月と3ヶ月連続の減少が続いたのだが、その後は色々と出来事があったものの5~12月と8ヶ月連続で円ベースの資産増加となっている。
2025年12月の市場推移
【ダウ工業平均】
2025年11月末終値:47,716.42
2025年12月末終値:48,063.29
2025年11月末/12月末終値差異:0.72%上昇

【S&P 500】
2025年11月末終値:6,849.09
2025年12月末終値:6,845.50
2025年11月末/12月末終値差異:0.05%下落

【NASDAQ】
2025年11月末終値:23,365.69
2025年12月末終値:23,241.99
2025年11月末/12月末終値差異:0.52%下落

2025年12月の米国株式市場は、上旬は12月9、10日のFOMCを控えて各種経済指標の発表があったものの概ね予想通りで小幅な動き。そして実際のFOMCでは予想通りの利下げが行われ、パウエル議長が会見で2026年の追加利下げに含みを持たせる発言をしたことを市場は好感していた。しかしその後はくすぶっているAI関連銘柄への割高感などから下落傾向。その後盛り返したが、2025年最後の4営業日は主要3株式指数いずれも続落して年内の取引を終えている。
ただ月間ではダウ工業平均が0.72%上昇、S&P 500が0.05%下落、NASDAQ総合が0.52%下落と、いずれも1%以内の変動に留まっており、上下動の幅自体は小さかった。
12月にあった主な出来事
2025年12月9日(火)、10日(水)に2025年8回目、そして2025年最後のFOMC(Federal Open Market Committee:連邦公開市場委員会)が開催された。
0.25%の利下げ、経済予測要旨での2026年1回の利下げは市場予想と変わらなかったものの、パウエル議長の会見内容が2026年の更なる利下げについて含みを持たせると市場に捉えられたことで、株式市場は上昇、ドル円為替はドル安という流れになった。
結局12月のFOMCを経ても2026年の利下げ回数、時期は不透明だったことから、2026年になってもFOMC、その判断材料となる各種経済指標によって市場が変動する状況は変わらない気がする。
- 自分の所有銘柄ワーナーブラザース・ディスカバリー(WBD)の買収関連いろいろ
2025年12月5日(金)にネットフリックス(NFLX)がワーナーブラザースを買収する旨が両社より発表された。現金及び株式交換での買収で評価額は@27.75ドル。しかしすんなりとはいっておらず、買収の有力候補の一つであるパラマウント・スカイダンス(PSKY)が敵対的買収案を発表。その買収案はワーナーブラザース取締役会に拒否されたが、パラマウントは修正案を発表しており、12月末時点ではワーナーブラザース取締役会からはパラマウントの修正案に対する正式発表は出ていない。詳細は以下を参照。
ネットフリックスがワーナーブラザース買収を発表(2025/12)
買収発表後も落ち着かないワーナーブラザース動向(2025/12)
ワーナーブラザースがパラマウントの買収案を拒否(2025/12)
オラクル会長がワーナーブラザース買収に保証提供(2025/12)
2025年12月には自分が所有しているケラノバ(K)が米マース社の現金買収により上場廃止となった。これで2025年に現金買収により上場廃止となったのは2025年9月のWKケロッグに続いて2社目。元々ケラノバとWKケロッグはは2023年10月に旧ケロッグ(K)がケラノバ(K)とWKケロッグ(KLG)に分割した企業。
ここ数年スナックや食品事業を対象とするM&Aが多く発生しており、業界再編の流れが続いているがクラフト・ハインツ(KHC)やモンデリーズ・インターナショナル(MDLZ)など自分が所有している銘柄にも影響が出る可能性はある(クラフトは2025年9月に分社化の発表をしている)。
- 5年振りに米国株式を購入
上述の様にケラノバが現金買収され上場廃止となったことにより、ケラノバの持ち株分がドルとして入ってきた。ケラノバの上場廃止により今後ケラノバ株の配当がなくなることを鑑み、その入ってきたドルで米国株を購入することにし、自分の持ち株であるフィリップ・モリス(PM)とプロクター・アンド・ギャンブル(PG)を買い足している。米国株購入は2020年6月以来5年振り。また計算では購入分でケラノバの配当が無くなる分はカバーできる予定。
購入に至った経緯、銘柄選択、実際の購入に関する詳細は以下を参照。
2020年以来5年振りの株式購入検討まとめ(2025/12)
久々の米国株購入はフィリップ・モリスとP&G(2025/12)
ポートフォリオ
2025年11月末と12月末の自分の米国株ポートフォリオは以下の通り。
【2025年11月28日】

【2025年12月31日】

2025年12月に10%を超える上下動のあった銘柄は以下の3銘柄。
ボーイング(BA):14.9%上昇
シティグループ(C):12.6%上昇
ワーナーブラザース・ディスカバリー(WBD):20.1%上昇
ボーイングは12月8日にスピリット・エアロシステムズ(SPR)の買収(47億ドル)を完了(発表は2024年7月)してサプライチェーンが強化されるであろうこと、防衛関係の受注が複数発表されたことなどを好感しての上昇だろう。
シティグループは、12月8日にJPモルガンのアナリストVivek Juneja氏が投資格付けをNeutralからOverweightに、目標株価を107ドルから124ドルに引き上げたことが好感されたようだ。
ワーナーブラザースの上昇は上述した買収に関連してのことで、ネットフリックスの買収提示価格@27.75ドル(現金23.25ドル+株式4.50ドル)、パラマウント・スカイダンス(PSKY)の買収提示価格@30.00ドル(現金)の範囲での推移となっている。
またポートフォリオに関しては前述の様にケラノバが現金買収で上場廃止となった一方で、その資金を元にフィリップ・モリスを100株、P&G株を121株購入している。金額的にはケラノバ分と追加購入の分はほぼ同じ。
ということで自分の所有銘柄は26銘柄に減少し、上昇が17銘柄、下落が9銘柄。ポートフォリオ全体では前月比米国株ドル資産が約10.7万ドル、割合では6.4%の増加となっており、動きがそれ程大きくなかった市場に比べて大きく上昇となっている。上述したシティ、ワーナーブラザースに加えて、所有株数の大きいブリストル・マイヤーズ スクイブ(BMY)が9.6%の月間上昇だったことが寄与している。
為替
先月終値:2025年11月28日 1ドル=156.18円
今月終値:2025年12月31日 1ドル=156.67円
2025年12月末のドル円為替レートは前月に比べて1ドルあたり0.49円、割合で言うと0.31%のドル高。12月のFOMCで利下げが、その後の日銀政策決定会合で利上げが決定されたにもかかわらずドル安とならなかったのは、利下げ/利上げ自体はある程度市場の予想範囲内であり、その後のFRB議長や日銀総裁の発言から(実際にどうなるかは判らないが)今後の日米金利差がすぐには縮まらないだろうという見方が強まったためと思われる。
トランプ関税の影響が顕著だった2025年4月末は1ドル=144.03円までドル安となったのだが、結局年間では2024年末のドル円為替レートが1ドル=157.23円、2025年末が1ドル=156.67円とほぼ変わらずとなっている。
まとめ
累計投資:80,000,000円(今月追加投入なし)
米国株:279,678,118円
外貨MMF:58,597円
USドル:2,246,672円
日本円:3,621,259円
資産:285,604,646円
累計損益(累計投資と資産より):205,604,646円/257.0%
累計引落額:18,000,000円(今月引き落とし80万円)
2025年12月は上述した様にケラノバが上場廃止、そしてその資金を流用して5年振りの株式購入、ワーナーブラザースの買収合意(ただし行く末は不透明)など、自分のポートフォリオに大きな変動があった月だったが、結果的には円ベース資産は先月の2.6億円台から一気に2.8億円台、米国株ドル資産も10万ドル超増加して初めて170万ドル台となるという出来過ぎの月だったと言える。
ただこの好調が2026年1月も続くかいうと正直危うい気がしている。というのも12月末は市場、自分の米国株資産ともに下落傾向だったこと、2026年1月末には2025年11月に成立した米2026会計年度のつなぎ予算期限が切れること、1月27、28日開催のFOMC結果、2025年秋ごろから懸念されているAI関連銘柄の警戒感など、2026年1月も12月の好結果が続くかどうかは不透明。またこれを書いている1月には地政学リスクが高まっており、市場にどう影響が出てくるのかも気にかかる。
いつもの様に自分の懸念が過度なものであってくれるといいのだが。