完全リタイア/配当金生活開始からの期間
2020年11月(2020年10月末退職)から数えて3年11ヶ月目(47ヶ月目)。
2024年9月のキャッシュフロー予実管理
ベースとなる最新のキャッシュフローを「上場株式の配当等に係る課税方式」の法改正に伴い2024年2月分から変更している(2024年版)。以前のもの(2021年6月版)はこちら。
2024年9月の想定キャッシュフローと実際
2024年8月末時点までの実際のキャッシュフロー実績を反映した2024年9月の想定キャッシュフローと実際のキャッシュフローは以下の通り。
生活費(固定費を除いた出費)はクレジットカードの〆が23日、翌月10日引落しのため主に前月分の生活費が反映されている。
キャッシュフロー項目の値等についてはこちら。
住居費
先月8月のまとめで
「なるべくエアコンの使用は避けたつもりだが今夏は流石にエアコンの使用が多かった。今後も電気代は上がっていくのだろうなあ」
と書いていた通り電気代を含めた住居費は過去最高となった。それでも2024年版の想定キャッシュフローでは電気代の上昇を踏まえて11万円に設定(引退後に設定した金額は10万円)したので、一応範囲内には収まっている。
生命保険
年払いに変更した60才まで払い込みの個人年金の支払いが発生しているが、想定通りなので問題は無し。予定ではあと4回分100万円強の払い込みが必要であり、冷静に考えると完全リタイアしている身としてまずまず負担は重い。これが無ければ年間25万円余計に使えるということだし。とはいえ1998年に加入した利率3.75%の個人年金でいわゆるお宝保険であるので、余程の事が無ければ支払い続ける方針。
医療費
期間中に人間ドックの受診をしたためオプションも含めて約9万円の医療費が発生。それでもオプションの大腸内視鏡検査でポリープを切除し生体検査があったため保険適用となったので、幾分かは安くなっている。
2024年に配当金生活のキャッシュフローをアップデートした際には以前と変わらず月1万円×12万円を据えおいていたのだが、人間ドックで退職後2年間の任意継続保険が利用できたケースと完全に自費になった際の見積もりが甘く、実際には年間で人間ドック10万円+月々の医療費5000円×12=16万円、月割りで1.3万円ぐらいに設定しておくのが適当だったかもしれない。キャッシュフローの変更は行わないが、備忘録としてキャッシュフローに書いておこう。
ちなみに50才から毎年人間ドックで大腸内視鏡検査をしているのだが、6回中5回ポリープ切除をしているので、生体検査ではいずれも良性なのだが大腸内視鏡検査を止めるというオプションはないだろう。
生活費
9月の生活費には7月23日から8月22日のカード使用が反映されているので、暑くて外出を控えたはずなのだが生活費は10万円近くとまずまず多かった。確認してみると先月に続き今回も日用品の故障による買い換えで2万円程の出費が発生していた。自分が必要なものを値段をあまり気にせずに購入できる現状をよしと考えるべきだろう。
60才までのキャッシュフロー
青色・太字は想定ではなく時間経過による年末の実績。
2024年9月末時点で予想される60才末の預貯金額は前月より約2万円減少。
まとめ
2024年9月は人間ドックの受診料と買い替えた日用品のカード支払いが反映されたため、想定キャッシュフローよりも約2万円オーバーという結果になった。2020年11月からの完全リタイア後配当金生活ですべてをひっくるめた月々のキャッシュフローが想定をオーバーしたのは恐らく初めてのこと。これまでも生活費が想定の15万円をオーバーしたことはあったが、他の項目が想定よりも少なくオーバーはしていなかったはず。
今回は主に人間ドックの見積もりが甘いキャッシュフローを作成してしまった事が原因であり、想定をオーバーする月が常態化しない限りは特に気にかける必要はないだろう。オーバーしないで預貯金が増えるのは嬉しくはあるが、健康なうちに適切なバランスでの出費をする生活を送りたいものだ。