S&P 500の6営業日下落と自分の米株資産雑感(2022/9)

はじめに

2022年9月13日(水)に2022年8月の米消費者物価指数(CPI:Consumer Price Index)が米労働統計局から発表されて以降、自分がそのまとめの中で

「まだまだ米国の積極的な利上げが続き、それに伴い今後の米国市場は冴えない状況が続くことが予想される。」

と書いていた通り米国市場は下落基調となっており、掲題の通りS&P 500は一昨日まで6営業日連続の下落となっていた。とりあえず昨日9月28日(水)に連続下落が止まったので、その期間中に米国市場そして自分の資産がどれだけ下落したのかを(気が進まないが)把握しておくことにする。


2022年9月20(火)~27日(火)の米国市場下落整理

期間中NASDAQ総合は27日(火)は前日比プラス0.25%で終えていたので連続下落は5営業日、ダウ工業平均とS&P 500は6営業日連続下落。

S&P 500前日比(%)DOW30前日比(%)NASDAQ前日比(%)
2022/9/19(月)3,899.890.69%31,019.680.64%11,535.020.76%
2022/9/20(火)3,855.93-1.13%30,706.23-1.01%11,425.05-0.95%
2022/9/21(水)3,789.93-1.71%30,183.78-1.70%11,220.19-1.79%
2022/9/22(木)3,757.99-0.84%30,076.68-0.35%11,066.81-1.37%
2022/9/23(金)3,693.23-1.72%29,590.41-1.62%10,867.93-1.80%
2022/9/26(月)3,655.04-1.03%29,260.81-1.11%10,802.92-0.60%
2022/9/27(火)3,647.29-0.21%29,134.99-0.43%10,829.500.25%
2022/9/28(水)3,719.041.97%29,683.741.88%11,051.642.05%

9月20日(火)から9月27日(火)で市場が結局どれだけ下落したのかというと

  • S&P 500:6.93%下落
  • ダウ工業平均:6.47%下落
  • NASDAQ総合:6.51%下落

といずれも6%台半ばから後半の下落。普通は構成銘柄や算出方法等のため市場ごとに差異が出ることが多いのだが、今回は市場による差がほとんどないことが判る。


2022年9月20(火)~27日(火)の自分の資産下落整理

ドルベース米国株資産

米国株資産(ドル)前日比(%)
2022/9/19(月)1,023,440.820.11%
2022/9/20(火)1,012,482.55-1.07%
2022/9/21(水)996,909.80-1.54%
2022/9/22(木)994,013.09-0.29%
2022/9/23(金)970,212.69-2.39%
2022/9/26(月)953,001.97-1.77%
2022/9/27(火)949,760.03-0.34%
2022/9/28(水)968,340.611.96%

自分の米国株資産も米国市場と同様に6営業日連続で減少。そして久々の米株資産100万ドル割れとなった。自分が日次でドルベースの米株資産を管理し始めたのは今年2022年になってからなので、前回の100万ドル割れが何時なのか定かではないのだが、過去の記録を見てみると2020年春のCOVID-19初期のまとめ

2018年12月以来の資産1億円割れ(2020/3/13)

で90万ドル以下になっており、その頃以来ではないかと思う。

また期間中の下落は7.76%減少となっており、相変わらず自分のポートフォリオは市場に比べて良くない結果となっている。

円ベース米国株投資資産

こちらにはドルベースの米国株資産に加えて配当金なども含まれている。

米国株投資資産(円)前日比(%)
2022/9/19(月)149,334,4980.56%
2022/9/20(火)148,263,446-0.72%
2022/9/21(水)142,676,323-3.77%
2022/9/22(木)144,474,9791.26%
2022/9/23(金)141,511,164-2.05%
2022/9/26(月)140,145,129-0.97%
2022/9/27(火)139,830,821-0.22%
2022/9/28(水)142,577,4111.96%

期間中の下落は6.80%減少となっておりドルベース資産の減少より1%程度少なくなっている。これはドル円為替レートによるもの。

9月のFOMC結果を受けて日銀・政府の為替介入報道があったため、21日は大きく下落、翌22日は為替のおかげでプラスとなっている。


まとめ

ということで2022年9月20(火)~27日(火)からの米国市場及び自分の資産の下落について整理してみた。

6営業日連続の下落ではあったが際立って大きく下落という日が無かったせいか、期間中の下落幅は自分が思っていたよりも大きくは無かったが救いだろうか。ただあくまで思ったよりも、というだけで実際にはドルベースで約7万ドル、円ベースで約1000万円程減少していることはきちんと受け止めておく必要がある。

また毎日資産が減少していく状況は精神的に非常にツラい。さらに問題なのは昨日一旦市場の連続下落が止まったとはいえ、特に明確な理由があっての上昇には思えず今後も下落基調が続くと思われること。一体どこまで資産減少が続くのだろうか。10月半ばから始まる6~9月期の決算発表が市場の想定より良くて市場が持ち直してくれることを期待したいのだが、想定より悪くて更に下落が加速する可能性もあるからなあ。気が重い日々が続きそうだ。

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