フィリップ・モリス2021年第2四半期決算(2021/7)

はじめに

昨日2021年7月20日(火)は先週金曜日、今週月曜日の大幅下落からひとまずリバウンドして、ダウ工業平均が1.62%、S&P 500が1.52%、NASDAQが1.57%いずれもまずまずの上昇となった。

そんな中掲題のフィリップ・モリス(PM)の2021年第2四半期決算も発表されたので、その内容及びそれを受けてのフィリップ・モリス株の動きについて確認・整理しておく。


フィリップ・モリス2021年第2四半期決算発表概要

以下の情報は、フィリップ・モリス・インターナショナルのサイトより引用・抜粋。

  • 2021年第2四半期の純収入(Net Revenues)は75億9400万ドルで、前年同期比7.9%増加
  • 2021年第2四半期の調整後営業利益(Adjusted Operating income)は34億5400万ドルで、前年同期比18.7%増加

  • 2021年第2四半期の調整後希薄化1株あたり純利益(Adjusted Diluted EPS)は1.57ドルで、前年同期比21.7%増加

  • 2021年第2四半期のタバコ製品(Cigarettes)と加熱式タバコ製品(Heated Tobacco Units)の出荷量は、タバコ製品が前年同期比3.2%の増加、加熱式タバコ製品が前年同期比30.2%の増加。トータルでの出荷量は6.1%の増加

2021年通期の見通しは以下の通り。


市場予想との比較

今回の主な決算内容と市場予想とを比べてみると、

  • 2021年第2四半期の純収入(Net Revenues)は75億9400万ドルで、市場予想の78億4000万ドルを下回っている
  • 2021年第2四半期の調整後希薄化1株あたり純利益(Adjusted Diluted EPS)は1.57ドルで、市場予想の1.45ドルを上回っている
  • 2021年通期の調整後希薄化1株あたり純利益(Adjusted Diluted EPS)見通しは5.97~6.07ドルで、市場予想は6.08ドル

となっている。


まとめ

上記の様な決算内容を受けてフィリップ・モリス株がどうなったかというと

冒頭に挙げた様に市場が大きく上昇したにもかかわらず3%を超える大幅下落。理由は上に挙げた純収入(Net Revenues)と通期の調整後希薄化1株あたり純利益(Adjusted Diluted EPS)が市場予想に届かなかったためだろう。市場が上昇基調でなかったら下げ幅は更に大きかったかもしれない。

ただ市場予想に届かず株価が下がったとはいえ、個人的にはそれ程悪くは無かったのではないかと思う。実際のところ見通しも上方修正している訳だし。

年初来のフィリップ・モリス株の動きを見てみると

昨日を含めたここ数日の下落が響いているものの、S&P 500とほぼ同程度。

ここ最近のCOVID-19(デルタ変異株)の拡大が免税店などの需要にどの程度の影響を及ぼすのかが懸念されるが、アナリストとのカンファレンスコールでインドネシアやフィリピンなどの状況に触れつつも

  • we assume no significant further deterioration from the present situation
    現在の状況からの重大な悪化はないと想定しています

としており、決算を受けて株価が大きく下落したものの過度に心配する必要は無い気がする。

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