2021年6月米国株受取配当
2021年6月の受取配当状況は以下の通り。
約定月 | 銘柄 | 単価 | 数量 | 受渡金額[ドル] | 受渡金額[円] | 為替レート |
2021年6月 | EXXONMOBIL | 0.87 | 1,180 | 736.25 | 79,853 | 108.46 |
2021年6月 | DOW INC | 0.7 | 700 | 351.43 | 38,239 | 108.81 |
2021年6月 | MCDONALDS CORP | 1.29 | 120 | 111.03 | 12,120 | 109.16 |
2021年6月 | KELLOGG CO. | 0.58 | 370 | 153.92 | 16,801 | 109.16 |
2021年6月 | CORTEVA INC | 0.13 | 85 | 7.93 | 865 | 109.16 |
2021年6月 | DUPONT DE NEMOUR | 0.3 | 85 | 18.3 | 1,997 | 109.16 |
2021年6月 | CHEMOURS CO | 0.25 | 40 | 7.19 | 784 | 109.16 |
2021年6月 | KRAFT HEINZ CO | 0.4 | 99 | 28.41 | 3,116 | 109.69 |
2021年6月の受取配当で前回と違いがあった銘柄はケロッグ(K)。前四半期の一株あたり配当が@0.57ドルだったのが、今回は@0.58ドル。割合にすると2%の増加。
2%の配当増と書くとそれなりに増えた気がしたが、冷静に考えると一株当たり@0.01ドルの増配であって自分のケロッグ所有株370で考えると、370×0.01=3.7ドル、つまり税引前四半期配当で約400円程度の増配に過ぎない。それでも増配してくれるだけ有難いと考えるべきだろう。
2021年6月の配当発表銘柄
2021年6月に次回の配当を発表した自分の所有銘柄は以下の通り。
*回数は配当が前回と変わらない回数の事。5回目以上が過去1年間で増配の無い銘柄
ティッカー | 銘柄 | 発表日 | 権利落日 | 権利実施日 | 配当 | 回数 |
T | AT&T | 2021/6/25 | 2021/7/8 | 2021/8/2 | 0.52 | 7回目 |
GE | ゼネラル・エレクトリック | 2021/6/18 | 2021/6/25 | 2021/7/26 | 0.01 | 11回目 |
BMY | ブリストル・マイヤーズ スクイブ | 2021/6/17 | 2021/7/1 | 2021/8/2 | 0.49 | 3回目 |
DD | デュポン・ドゥ・ヌムール | 2021/6/17 | 2021/7/29 | 2021/9/15 | 0.30 | 9回目 |
PM | フィリップ・モリス | 2021/6/11 | 2021/6/24 | 2021/7/12 | 1.20 | 4回目 |
デュポン・ドゥ・ヌムール(DD)は配当据え置きが3年目に突入。ダウ・デュポンが三社分割して以来、分割されたダウ・インク(DOW)、コルテバ(CTVA)そしてデュポン・ドゥ・ヌムール(DD)はいずれも配当据え置き。この三社は増配しないものとして認識した方がよいかもしれない。
またAT&T(T)に関しては先月以下で書いた通り
AT&Tがメディア事業スピンオフ(発表まとめ)(2021/5)
ワーナーメディアをスピンオフしてDiscoveryと統合されるため、2022年半ば完了以後の配当は現在開示されている情報では恐らく40数%は減少するはず。そしてその後の情報では、
- AT&T does not expect changes to the dividend prior to the close of the WarnerMedia-Discovery transaction, which is expected to occur in mid-2022.
AT&Tは2022年半ばに完了すると予想されるWarnerMedia-Discovery統合の前に配当金が変更されるとは考えていません
としていたので基本的に統合まではAT&T株は増配も減配もないと予想される。
まとめ
税引後ドルベース配当:1,414.46ドル
税引後円換算配当:153,775円
平均為替レート:1ドル=108.7164円
2021年6月の受取配当、次四半期の配当発表共に特筆すべき変化は無かった。もう少し配当受取時の平均為替レートがドル高になっているかとも思ったが先月(1ドル=108.4622)とほぼ変わらず。これは配当額の多いエクソンとダウ・インクの受取時為替レートが108円台だったためだろう。
7月は所有株数の多いシティグループ(C)の四半期配当が発表されるだろうが、先に書いた様にもしかすると配当据え置きのままかもしれない。5月の配当まとめ時点では
「今月6月に発表されるであろう米銀ストレステストの結果を受けて自分の所有銘柄であるシティグループ(C)とJPモルガン・チェース(JPM)がCOVID-19の影響で昨年なかった増配を今年は行ってくれると有難いのだがどうなるかに注目しておきたい。」
と書いていたのだが残念ながらまだ正式発表ではないがその期待通りとはならないようだ(所有株数の少ないJPモルガンは11%の配当増)。