はじめに
先週、2020年10月末に退社/完全リタイアして加入した任意継続保険の保険料納付に関する案内が届いたので、2021年3月第2週に振り込み手続きを行った。以下にその内容についてまとめておくことにする。
保険料に関する確認
前回の初めてかつ2020年11月~2021年3月分までの納付に関しては以下を参照。
完全リタイア後の健保任意継続手続きの実際(2020/11追記有)
まず、送付された月額の保険料を確認してみると
一般49,700円+介護12,780円=62,480円
となり、前回の月額保険料から変更がないことが確認できた。
そして任意継続保険は一括で前納するとある程度の割引が適用される。送付書類に示されている毎月、半期、年間で支払う金額は以下の通り。
【毎月】
62,480×12=749,760円
【半期】
370,622×2=741,244円
【年間】
734,046円
毎月との差額は以下の様になる。年払いだと1.5万円ほど安くなる。
毎月 | 半期 | 年間 | |
合計 | 749,760 | 741,244 | 734,046 |
差額 | 0 | 8,516 | 15,714 |
実際にはこれに「振込手数料」がそれぞれかかることになる。自分の場合、最も手数料がかからないのはネット銀行から健保口座への振込(1回275円、都市銀行からだと440円かかる)。
【毎月+手数料】
(62,480+275)×12=774,660円
【半期+手数料】
(370,622+275)×2=741,794円
【年間+手数料】
734,046+275=734,321円
年払いと月払いでは手数料分の差が約3,000円になる。
毎月 | 半期 | 年間 | |
手数料込 | 753,060 | 741,794 | 734,321 |
手数料込差額 | 0 | 11,266 | 18,739 |
実際の支払
前回初めての任意継続保険の支払の際にはタイミングの問題もあり、
- 半期払い(年払いは不可)
- 自分の都市銀行から健保組合の口座(都市銀行)へ振込(手数料440円)
で行った。今回は前回と違うのは、
- 年払い
- 自分のネット銀行から健保組合の口座(都市銀行)へ振込(手数料275円)
にした点。
上で述べた様に支払の回数、手数料を考慮して合計の金額が安くなる組み合わせにした。それに加えて振込の手間が面倒なのも一因。
手数料を最安にするには、前にも述べたが健保組合の口座がある都市銀行の口座を開設(インターネットバンキング)すれば手数料がゼロ円になるのだが、口座開設の手間、複数口座を持つことの面倒さ(任意継続が切れた時点で使わなければいいのだろうが)、そしてこのまま年払いを続ければ振込は今回含めて2回なので今回の手数料を続けると275円x2=550円であることを考慮して、口座開設まではしていない。
一応コストと手続きの煩雑さを踏まえて、このパターンが自分にとっては最善だと思うのだが。
まとめ
上記の通りネット銀行から年払い分と手数料で734,046+275=734,321円の振込を行った。
実際に70万円超を振り込んだ際には少し思う所があった。こうして今書いてみると結果的には(都市銀行口座新設を除いて)最も安いパターンを選択して手間も省けているのだが、一度に50万円を超えた支払/振込というのはあまり経験することが無いので、心理的抵抗は結構高かったのだろう。
これで自分が大きい振込をするのはまた1年後の任意継続保険更新時という事になる。金額の大きい
- 国民年金
- 住民税
- 生命保険x2社
はいずれもカード/口座引き落としの手続きを済ませているので、自分からは引落分を口座に維持するだけで特別な手続きは必要ない。退職金が入金されたし、良くも悪くもコロナ禍のため外食や旅行といった退職前に想定していた出費が今の所想定よりもかなり少ない金額で済んでいるので、しばらくは引落分の維持も気にしなくていいだろう。