投資開始からの期間
2001年7月から数えて232ヶ月目(19年4ヶ月目)。
資産動向考察
2020年10月末の円ベース資産は以下の通り。
9月に続いて10月も1億円台を回復できず、という結果になってしまった。金額としては約370万円のマイナス。それでも9月の1000万円超のマイナスに比べればまだマシと言えなくもない。ただ退職を決意してから2ヶ月連続でのマイナスはこれからが思いやられる。
10月の市場推移
【ダウ工業平均】
【S&P 500】
傾向としてはダウ、S&P 500ほぼ同じで上旬は先月のリバウンドのためか上昇傾向。中旬にかけてはやや下がり気味、そして下旬に大きく下落している。この傾向を踏まえて10月の主な出来事を振り返ってみる。
10月にあった主な出来事
- 所有銘柄の四半期決算が本格化
10月中旬から米国企業の決算が本格化。自分の所有銘柄ではゼネラル・エレクトリック(GE)の決算内容がポジティブなサプライズであった。全体的には企業・業種によってまちまちの結果であり、今の所はある程度落ち着いた結果となっている。
- 欧米でのコロナ第2波
中旬から下旬にかけての市場の下落はこれに起因するところが大きい。特に欧州ではロックダウンが検討され、10月末から11月初めにかけて実行されている。これが市場、そして10~12月の企業業績にどの程度影響を及ぼすのか。限定的な影響に留まってくれればいいのだが。
- 米大統領選
これを書いている時点では大統領決定とはなっていないのだが、10月下旬はバイデン氏優勢の報道が目立っていた。ただ、バイデン氏が大統領になった場合に市場、そして自分の所有銘柄に具体的にどのような影響が出るのかは想定でしかないので、あまり気にしてはいない。大統領が決定してから具体的になるだろう。
ポートフォリオ
2020年9月末と2020年10月末の自分のポートフォリオは以下の通り。
【2020年9月30日】
【2020年10月30日】
目立つのは10月も主力銘柄であるシティグループ(C)、AT&T(T)がそれぞれ1万ドル程度マイナスになっている点。先に触れたゼネラル・エレクトリック(GE)が5000ドル程持ち直しているが、まだ投資額に比べれば3万ドル以上のマイナス。
シティグループも投資額比プラス3000ドルまで下がってきているし、今後が不安。投資額の多いAT&T、シティ、エクソンがすべてマイナスという事態は避けたいのだがなあ。
為替
先月終値:2020年9月30日1ドル=105.45円
今月終値:2020年10月30日1ドル=104.64円
1ドルあたり0.81円、割合で言うと0.77%のドル安。前月からややドル安となり、これで2ヶ月連続のドル安。大統領選の結果によっては大きく変動するのだろうか。どちらに変動するのかは分からないが、完全リタイアとなる今後は出来る限りドル高になって欲しいところ。
まとめ
累計投資:80,000,000円(今月追加投入なし)
米国株:95,190,687円
外貨MMF:34,936円
USドル:998,047円
日本円:54,423円
資産:96,278,093円
累計損益(累計投資と資産より):16,278,093円/20.3%
先月に続いて今月も資産減少。まあ欧米のコロナ第2波の状況を考えれば、よくこの程度の減少で収まったと受け止めるべきなのだろう。これが11月から完全リタイアでなければ、資産が減少しても給料から追加投資すればいいや、という気持ちである程度目をそらすことが出来たのだが、今後完全リタイアしてからは毎月の資産減少が結構気になるのだろうなあ。実際には配当減・停止にさえならなければリタイア計画に影響は出ないのだが。
それはさておき11月はどうなるか。特に気に掛かるのは以下の2点。
- アメリカ大統領選挙
- 欧米でのコロナ第2波
これを書いている日本時間11月5日の時点では大統領選の結果が確定していないので、確定後に市場に影響を及ぼす可能性はあり。また、同日行われた連邦議会(上下院)選挙ではこちらも確定していないが、上院は共和党、下院は民主党が過半数となりそうだとの報道がなされている。これもまた市場に影響を及ぼすので気に掛けておく必要がある。
アメリカ大統領選の報道が多いのでそれに埋没している感があるが、欧米でのコロナ禍はどうなるのか。欧州はロックダウンで持ち直すのか、アメリカの新大統領はどういった施策を取るのかといった点も市場に影響を与えるだろう。
先月も触れたがこのまま自分の資産の低迷が続くようであれば、バイアンドホールドで投資をしてきた自分も完全リタイアを機に、資産の組み換えを考慮しなければならないのかもしれない。悩ましいなあ。