【懸念していた減配・無配銘柄は無し】2020年4月米国株配当

配当金生活に向けて

2020年4月の受取配当状況は以下の通り。

約定月銘柄単価数量受渡金額[ドル]受渡金額[円]為替レート
2020年4月COCA COLA CO.0.41370108.8111,588106.5
2020年4月PHILIP MORRIS0.03511002.53272107.61
2020年4月PHILIP MORRIS1.134910090.459,733107.61
2020年4月MONDELEZ INTL0.28529961.146,491106.18
2020年4月CISCO SYSTEMS0.3610025.842,760106.83
2020年4月GENERAL ELECTRIC0.013,85027.632,937106.3

今月の受取配当で前回と違いがあった銘柄は、以下の2銘柄。

コカ・コーラ(KO):

前四半期の一株あたり配当が@0.40ドルだったのが、今回は@0.41ドル。割合にすると2.5%の増加

シスコ・システムズ(CSCO):

前四半期の一株あたり配当が@0.35ドルだったのが、今回は@0.36ドル。割合にすると約2.86%の増加

今月の受取配当は2月から3月にかけて、新型コロナウイルスの影響により米国市場が急落する前、急落し始めた頃に四半期配当が発表されたもの。そのためか減配・無配となったもの、新たに1年以上配当据え置きとなった銘柄は無かった。

ただ、気になるのはゼネラル・エレクトリック(GE)。一応最低限の一株当たり@0.01ドルの配当は出しているものの、4月末の決算発表の内容ではCOVID-19の影響により、2020年1月の2019年第4四半期決算発表時には段々と改善が見込まれていたフリーキャッシュフローへが悪化してしまっている。さらにこれを書いている5月5日の前日5月4日には、稼ぎ頭の航空部門(GE Aviation)の人員を年内に世界で最大1万3000人(25%)削減する計画をしていると発表している。これは下手をすると無配になる可能性もあるのでは。

ゼネラル・エレクトリックは、四半期配当@0.01ドルの状況が2019年1月の受取配当から6四半期、1年半近く続いているので自分の中で折り合いはついているのだが、少し前までは2021年になれば配当増もあるかもしれない、となまじ少し期待していただけに失望感も大きい。


まとめ

税引後ドルベース配当:316.4ドル

税引後円換算配当:33,781円

平均為替レート:1ドル=106.7668円

今月は税引後の受取配当が円ベースで3.3万円と前四半期2020年1月の受取配当6.1万円から大きく減少しているが、これはアルトリア・グループ(MO)の配当受取が5月になっているためなので特段気にする必要はない。

3月末の配当まとめ時点では、ボーイングに続いて無配あるいは減配に転じる銘柄が出てくるかと思ったが、4月の受取配当も、これまで決算発表をチェックしてきた所有銘柄も今の所減配、無配の発表はしていない。ただ、発表された四半期決算からは次の四半期(4~6月)により一層の業績悪化を想定している企業が多かったので、まだまだ安心はできない。

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