投資開始からの期間
2001年7月から数えて120ヶ月目(9年12ヶ月目)。
入金/米国株購入
2011年6月の入金は以下の通り。
この頃1年ぐらいはこの様に入金タイミングを同じ月ではあるがズラすのが続いている。何度も書いたが自分の長期投資スタイルではあまり意味はないと思うのだが。ドル購入は以下の通りで、ほぼ為替レートも変わらず。
そして2011年6月に購入した銘柄は、
またしてもシティグループ(C)だった。先月の月末ポートフォリオから判断すると、妥当な判断だろう。取得価額比マイナスはシティグループのみだったし、それもマイナス20%を超えていたので。
今回のシティグループの購入金額は12,019.38ドル、購入株数は300株。手数料を含めた取得価額は@40.0646ドルで手数料は26.25ドル。購入金額における手数料の割合は0.22%だった。先月にシティグループは株式併合が行われており、保有株数が10分の1、株価が10倍になっていた。資産総額は変わっていないので影響はないと思っていたのだが、当時の手数料は株数に依存していた部分もあるようで、手数料が前回2011年3月購入時の68.2ドルから半分以下になっている。これは株式併合で良かった点の一つ。
これまでシティグループの購入履歴は以下の通り。
2002年3月:購入金額1,411.5ドル。取得株数30株。取得価額@47.05ドル
2003年3月:購入金額2,271.5ドル。取得株数70株。取得価額@32.45ドル
2007年12月:購入金額9,268.2ドル。取得株数300株。取得価額@30.894ドル
2008年3月:購入金額9,317.2ドル。取得株数400株。取得価額@23.293ドル
2008年6月:購入金額10,231.5ドル。取得株数500株。取得価額@20.463ドル
2008年9月:購入金額9,659.8ドル。取得株数480株。取得価額@20.125ドル
2008年12月:購入金額11,841.69ドル。取得株数1,720株。取得価額@15.429ドル
2009年3月:購入金額10,584ドル。取得株数3,500株。取得価額@3.024ドル
2009年6月:購入金額10,899ドル。取得株数3,500株。取得価額@3.114ドル
2009年12月:購入金額11,733.75ドル。取得株数3,500株。取得価額@3.3525ドル
2010年3月:購入金額13,693.75ドル。取得株数3,500株。取得価額@3.9125ドル
2010年6月:購入金額9,232.75ドル。取得株数2,500株。取得価額@3.6931ドル
2010年9月:購入金額15,929.25ドル。取得株数4,000株。取得価額@3.9823ドル
2011年3月:購入金額13,268.2ドル。取得株数3,000株。取得価額@4.4227ドル
■ここで株式併合あり
2011年6月:購入金額12,019.38ドル。取得株数300株。取得価額@40.0646ドル
合計の購入金額は151,361.5ドル、総取得株数は3,000株。今までの平均取得価額は@50.4538ドルとなった。
株式併合した後の取得価額が@40.0646ドルなのだが、上の様にシティグループの購買履歴を並べてみると、一番最初に購入した2002年3月を下回っているのに気が付いてしまう。世界金融危機でシティグループが被った影響がどれほど大きかったかが分かる。自分が保有しているJPモルガン・チェース(JPM)との違いが際立つ。
ポートフォリオ
2011年6月のポートフォリオは以下の通り。
ティッカー | 銘柄 | 株数 | 平均取得価額(ドル) | 月末単価(ドル) | 取得価額比(%) |
AOL | アメリカン・オンライン | 9 | 39.29 | 19.86 | -49.45 |
BA | ボーイング | 10 | 27.20 | 73.93 | 171.80 |
BMY | ブリストル・マイヤーズ スクイブ | 2,200 | 24.96 | 28.96 | 16.03 |
C | シティグループ | 3,000 | 50.45 | 41.64 | -17.47 |
CSCO | シスコ・システムズ | 100 | 16.07 | 15.61 | -2.84 |
DD | デュポン | 10 | 35.22 | 54.05 | 53.46 |
DIS | ウォルト・ディズニー | 10 | 15.80 | 39.04 | 147.09 |
GE | ゼネラル・エレクトリック | 1,650 | 19.58 | 18.60 | -4.98 |
JCP | JCペニー | 10 | 18.91 | 34.54 | 82.65 |
JPM | JPモルガン・チェース | 100 | 27.47 | 40.94 | 49.06 |
K | ケロッグ | 10 | 28.96 | 55.32 | 91.02 |
KFT | クラフト・フーズ | 299 | 32.36 | 35.23 | 8.87 |
KO | コカ・コーラ | 10 | 37.99 | 67.30 | 77.15 |
MCD | マクドナルド | 10 | 12.97 | 84.32 | 550.12 |
MO | アルトリア・グループ | 100 | 12.70 | 26.41 | 107.90 |
PG | プロクター・アンド・ギャンブル | 129 | 59.40 | 63.57 | 7.02 |
PM | フィリップ・モリス | 100 | 12.70 | 66.77 | 425.61 |
TWC | タイム・ワーナー・ケーブル | 25 | 14.28 | 78.04 | 446.69 |
TWX | タイム・ワーナー | 100 | 39.29 | 36.37 | -7.43 |
XOM | エクソン・モービル | 10 | 34.23 | 81.38 | 137.74 |
今月はほとんどの所有銘柄が下落していたようだ。何か大きな出来事があったのかを調べてみたが、特には見つからず。全体的に低調な月だったのか。
配当
2011年6月の配当は以下の通り。
約定月 | 銘柄 | 数量 | 受渡金額[円] |
2011年6月 | BOEING CO | 10 | 270 |
2011年6月 | EXXONMOBIL | 10 | 304 |
2011年6月 | DUPONT | 10 | 265 |
2011年6月 | MCDONALDS CORP | 10 | 396 |
2011年6月 | KELLOGG CO. | 10 | 262 |
2011年6月 | TIME WARNER INC | 100 | 1,523 |
2011年6月 | TIMEWARNER CABLE | 25 | 778 |
2011年6月 | CITIGROUP INC | 2,700 | 1,734 |
2011年6月に何と言っても特筆すべきなのは、シティグループの無配当が終わったこと。とはいえ、一株あたり配当はわずか@0.01ドルなのだが。
シティグループが無配当に転じる直前から2011年6月までの一株あたり配当をグラフにすると以下の様になる。
2008年8月には@0.32ドルだった一株あたり配当が、次の2008年12月には半減して@0.16ドル、そして2009年3月には@0.01ドルとなり、その後無配当の状態がまる2年間(2009年6月~2011年3月)続いた。そして今月ようやく配当が再開された(@0.01ドル)ということになる。
ここから配当が順調に上がってくれれば良かったのだが、結果を先に書いてしまうと@0.01ドルの時期が残念ながらまだまだ続くことになる。
2011年6月の税引後受取配当合計は5,532円だった。
為替
先月終値:2011年5月31日 1ドル=81.36円
今月終値:2011年6月30日 1ドル=80.71円
1ドルあたり0.65円、割合で言うと0.80%のドル安。今月も先月に続き月末で見た場合の為替レート変動はそれほど大きくなかった。
まとめ
累計投資:27,762,320円(今月追加投入1,000,000円)
米国株:21,037,033円
外貨MMF:628,831円
USドル:170,427円
日本円:21,686円
資産:21,857,977円
累計損益(累計投資と資産より):-5,904,343円/-21.3%
今月は資産は70万円ほど増えていたのだが、損益は30万円ほど悪化している。つまり今月に100万円の追加投資をしていなければ資産もマイナスだった、ということになる。それでも先月のマイナスに比べれば悪くはないだろう。
やはり今月一番大きな出来事は、配当額自体は@0.01ドルと極めて小さいがシティグループが配当を再開したことだろう。
先月のJPモルガン・チェース(JPM)の配当増に続き、無配だったシティグループが配当を再開したことは世界金融危機の最悪の状態は脱したという事が形として明らかになったと自分では感じたことだろう。ただし、まだシティグループは取得価額比マイナスであるのだが。