アメリカでのCOVID-19感染状況確認(2021/3/31)

はじめに

自分が行っている米国株投資に影響を及ぼしているアメリカのCOVID-19状況については、

ゴールドマン・サックスの原油価格見通し(2021/3)

をまとめた際に

「アメリカでは感染者数の減少傾向は続いているがそれでも1日の新規感染者数は5~6万人」

と書いていたのだが、本日アメリカの感染者状況を確認してみたところ、一概に減少傾向にある様には見えなくなっていることに気が付いた。

以下に現時点でのアメリカのCOVID-19状況について簡単に整理しておく。


2021年3月31日発表時点でのアメリカCOVID-19状況

以下のデータはCDC(Centers for Disease Control and Prevention:アメリカ疾病予防管理センター)のサイトより引用・抜粋。

【アメリカでの感染者数】

青棒が日次の感染者数。赤線は過去7日間の平均。

2021年1月中旬に過去7日間の平均感染者数が25万人を超えたがその後は減少傾向。

ただし3月に入って過去7日間の平均感染者数が5万人台になった後、微増が続いて3月29日時点では再び過去7日間の平均感染者数が6万人を超えている。

【アメリカでの死亡者数】

青棒が日次の死亡者数。赤線は過去7日間の平均。

最近の傾向は感染者数と類似。ただ死者数の平均は3月中旬までは減少している。自分が認識していなかったのは、昨年のCOVID-19第1波時の死亡者数が感染者数に比べて多い点。1年が経過して医療体制を含めた色々が整備されてきた結果なのだろうか。

【アメリカでのワクチン接種者数】

Delivered:出荷数

Administratd:投与数

At least One Dose:1回投与済み

Full Vaccinated:2回投与済み

アメリカの人口は商務省国勢調査局(Census Bureau)のサイトでは現在約3.3億人。


まとめ

アメリカでのCOVID-19最新状況を確認してみた。

ワクチン接種が増えるにつれて感染者数が減少してきたと思っていたので、2021年1月から続いた感染者数減少がここ数日止まった様に見えるのが気に掛かる。

経済対策などその他要因もあるため、必ずしもCOVID-19感染者数の増加が市場の下落に結び付いて居る訳ではないのだが市場に影響を及ぼす一要素であることは確かなので、感染者数が再び明確な減少傾向に転じることを期待したい。

今回はアメリカのデータを見たのだが、それ以外の国々では報道で見るだけでも感染者数/死亡者数の傾向がそれぞれ異なっており、何がCOVID-19に有効な対策なのかは国によってまちまちのようだ。

日本も緊急事態宣言が解除された後再び感染者数が増加しているようだが、感染者数の減少と実体経済のバランスを取った舵取りをしてもらいたいものだ。日経平均も1年前に比べれば堅調に推移しているようだが、自分の働いている知り合いの話を聞くと日経平均上昇の恩恵を受けられてはおらず売上/年収が減ったか変わらない人がほとんどだものなあ。

個人的には完全リタイア/配当金生活に入ってから、COVID-19のため会食/外食を控え想定していた旅行などもしておらず、帰省や墓参りも控えているため支出が予想より少なくなっているのは結果的には良い点だけれども、早くCOVID-19を意識しない生活をおくれるようになりたいものだ。

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