完全リタイア後の配当金生活予実管理(2021年9月:11ヶ月目)

完全リタイア/配当金生活開始からの期間

2020年11月(2020年10月末退職)から数えて11ヶ月目(11ヶ月目)。


2021年9月のキャッシュフロー予実管理

ベースとなる最新のキャッシュフロー(2021年6月版)はこちら

2021年9月の想定キャッシュフローと実際

2021年8月末時点までの実際のキャッシュフロー実績を反映した9月の想定キャッシュフローと実際のキャッシュフローは以下の通り。

キャッシュフロー項目の値等についてはこちら

2021年9月想定2021年9月実績差異
 月初預貯金  10,911,643  10,911,643
 配当金充当                  –                  –
 その他入金(還付金等)                  –                  –
 出費 住居費       100,000         96,082      3,918
 生命保険       268,000       264,152      3,848
 年金                  –                  –
 健康保険                  –                  –
 通信費         15,000         12,280      2,720
 医療費         10,000         56,283–   46,283
 住民税                  –                  –             –
 生活費       150,000         60,355    89,645
 月末預貯金  10,368,643  10,422,491    53,848

以下、差異が大きいものを中心に確認してみる。

生命保険

想定と差異はほとんどないのだが、先月2021年8月までは月38000円程度だったものが2021年9月は26万円と大幅に増えている。これは少しでも安く済ませるために年額払いに変更したため。これから毎年6月と9月に25万円程度、毎月8000円の支払いが発生することになり、以降は生命保険に1万円以上の差異が出ることは無いはず。

医療費

ここでいう医療費はあくまで自分の分類で自分で医療に関係すると認識しているもの(薬局での購入等含む)、確定申告上控除できる医療費とは異なっている。

それにしても2021年9月が5万円を超える高額な出費となったのは、日帰り人間ドックとオプションの大腸内視鏡検査の合計で約4万円を支払ったため。人間ドックと大腸内視鏡検査それぞれ約2万円。大腸内視鏡検査は本来約3万だが、下記の様に今回もポリープが見つかったので自己負担額が減っているものと思われる。

人間ドックにお金をかけ過ぎるのはどうかという考えもあるが自分は継続していくつもり。というのも人間ドックで要再検査項目が見つかることがそれなりにあるし(今年は眼圧再検査)、オプションの大腸内視鏡検査も50才から初めて今年で3回目で事前の腸をキレイにする下剤がキツイのだがなのだが、毎回数㎜のポリープが見つかりその場で切除してもらっているし、同年代の親戚が大腸がんとなり治療を受けていることもある。

これで今年(2021年1月~9月まで)に費やした医療費は96,943円と月に均すと約1万円。元々の想定でも過去の実績から人間ドックなどを含めて年間で均すと約1万円という見込み通りとなっている。

ただ人間ドックの費用については、健康保険の任意継続としたため元の会社の制度で人間ドックを受診出来ているという点に気が付いてしまった。来年までは上記の約2万円で人間ドックを受診できるが、それ以降国民健康保険に移行してから同じ内容を同じ病院で受けると人間ドックが約5万円と約3万円高くなることが判明した。3万円を12ヶ月で割ると月2500円の増額となる訳で、取り合えずは据え置きにしておくがこれをベースのキャッシュフローに反映させるべきかどうかは別途考えることにしよう。


60才までのキャッシュフロー

2021年9月末までの実績と10月以降の生活費を15万円とした場合の60才(2029年末)までのキャッシュフローは以下の様になる。

年齢西暦8月末想定預貯金9月末想定預貯金
522021末        10,839,643        10,893,491
532022末          9,352,643          9,406,491
542023末          7,846,643          7,900,491
552024末          7,133,643          7,187,491
562025末          5,657,643          5,711,491
572026末          4,661,643          4,715,491
582027末          3,185,643          3,239,491
592028末          2,189,643          2,243,491
602029末         1,279,643         1,333,491

2021年9月は医療費が想定よりも嵩んだものの、相変わらず食費を含む生活費が想定よりも低かったため60才末で残る想定金額が増加する結果となった。


まとめ

2021年9月も想定していた金額よりも少ない額で生活をすることが出来た。

ただ気に掛かることが2点。

1点目は先にも言及した医療費について。人間ドックの国民健康保険以降の金額増はおいておくとして、今後年を取るにつれて医療費は増加していきそうな気がする。元々高脂血症の通院と年に1度の脳ドック(人間ドックだと保険適用外なので別で受けている)、花粉症は月平均1万円の中に入っているのだが、完全リタイアしてから

  • 肘の滑液包炎(左右両方)
  • 左手指のしびれ(末梢神経障害と診断)
  • 足底筋膜炎
  • 結膜炎

といった診察・治療が発生している。完全リタイアして時間的な余裕が出来て病院に気軽に行けるようになった側面もあるのだろうが、今後加齢と共にこれら以外の病気になり医療費が増える可能性も頭に入れておいた方がいいかもしれない。

もっとも医療費が増加する事よりも健康な生活が何時まで送れるかを意識する事の方が重要かもしれない。幸い上記の症状は大事には至らなかった(と思われる)が、左手指のしびれが続いた際はペットボトルの蓋を開けるのも一苦労で今後このままだったらどうなるかと暗澹たる気持ちになった(幸い薬の服用(今後も継続)でしびれは治まっている)ものなあ。

2点目はようやく9月半ばにコロナワクチンの2回目接種が完了し、緊急事態宣言も解除されたことで外出する、つまり出費が今後増える可能性がある点。

ワクチン接種が済み緊急事態宣言が解除されたからといってCOVID-19の危険性が無くなった訳では無いので気を緩めてすぐに外出を増やすつもりは毛頭無いのだが、様子を見ながら外出の機会が増えていく可能性は高くそれに伴って出費も増えていくことになるのだろう。

とはいえ完全リタイアしてからの状況が特別だった訳で、今後は(冬の乾燥した時期にCOVID-19がどうなるかは不安だが)元々完全リタイアする前に想定していた出費レベルに戻るに過ぎないので今後出費が増えていったとしてもあまり過度に懸念する必要は無いだろう。

健康な時にしか出来ない事も有るわけだし、状況を鑑みつつ健康/金銭/他人への配慮/自分のしたい事のバランスが取れた完全リタイア/配当金生活を楽しみたいものだ。

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