完全リタイア後18回目のドル配当金生活費充当(2025/11)

はじめに

2020年10月末に退職/完全リタイアしてから、18回目となる米国株配当の生活費への充当を2025年11月に行った。

完全リタイアしてから2023年7月まで米国株配当金の生活費充当は、受取ドル配当を円に変換する必要があったため、その際発生する為替差益(雑所得)が確定申告に影響してきたのだが、2023年半ばから楽天証券で米国株配当金を直接円で受け取る選択ができるようになり円で直接受け取る様に変更した為、以降は為替差益を気にする必要がなくなっている。

以下、今回の米国株配当の生活費充当を整理しておく。


実際の手続き

2025年11月17日(月)に楽天証券口座から円で受け取っていた米国株配当100万円分に最短の出金指示を出し(出金指示の受付は19日(水))、11月20日(木)にPayPay銀行の口座に振込み。

ちなみに前回7月の手続き時には無かったのだが、今回から楽天証券口座からPayPay銀行口座に振り込む際に「ワンタイムキー」の入力(SMSまたは自動音声で通知)が追加されていた。

PayPay銀行の口座を確認し

予定通り11月20日に楽天証券の口座より100万円入金されていることを確認。


引退してから生活費への充当額

2020年10月に完全リタイアして以降生活費に充当した金額は以下の通り1720万円。ちなみに入金額の8000万円は2001年に米国個別株投資を開始してから2020年に退職し完全リタイアするまでの20年間に投入した投資累計額。その20年間の株式配当は再投資をしていたので、入金額には含まれていない。

2020年に完全リタイアして以降の出金内訳は2020年:100万円、2021年:350万円、2022年:300万円、2023年:300万円、2024年:370万円、そして2025年が3月、7月、今回100万円ずつで合計300万円となっている。


現在楽天証券口座に残っている円預り金

上に記載した実際の手続き画像で

今回出金を経た後の預り金(MRF)(右端)は3,793,939円となっており、前回2025年7月の配当金充当時は3,137,796円だったので、前回から65万円程増加したことになる。

最新のキャッシュフローでは年間の入金を100万円×年3回の300万円と想定しているが、配当金に余裕があれば年末にある程度補充することにしており、実際に昨年2024年は100万円×3回=300万円の想定に追加して12月に70万円を補充している。もちろん円預り金(MRF)を全て生活費に充当する訳ではなく、幾分かは余裕資金として残しておくつもり。

前回7月の配当金充当時は、

「今年2025年は為替がドル安に振れており、昨年よりも円で受け取る配当金が目減りする可能性が高いのだが、現時点では昨年と同程度を12月に補充できるかもしれない。」

と書いていたのだが予想に反してその後ドル高傾向となっており、昨年と同等の年間配当を期待しても良い状況となっているので昨年と同程度を生活費に充当できそうだ。


まとめ

2025年3回目、通算18回目となる完全リタイア以降の配当金生活のための資金充当は予定通り100万円。そして配当金を充当した後の預り金も約65万円増加とまずまず。ただし増加分は配当タイミングによるズレもあるので真っ当に受け止めるべきではないだろう。

いずれにせよ上述した通り、前回7月の配当金充当時から予想外にドル高が進行したことで、2025年も12月に余裕をもって配当金を生活費に充当することが出来そうな状況。7月充当時点には

「次回の配当金充当予定は2025年11月で今回と同様に入金からの期間は4ヶ月。その際に今回と同様に預り金が30万を超えて増加してくれるのか、それとも懸念している様にドル安が進んで目減りするのかには要注目。それ次第で2025年12月に生活費として入金できる額(あるいは出来ないか)が決まるので。」

と書いていたのだが、当時の懸念は幸運にも避けることが出来た。かといって来年もこのドル高傾向が続くとは限らないので、12月の生活費充当及び今後の生活で調子に乗らないように気を付けたい。

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