はじめに
2020年10月末に退職/完全リタイアしてから、17回目となる米国株配当の生活費への充当を2025年7月に行った。
完全リタイアしてから2023年7月まで米国株配当金の生活費充当は、受取ドル配当を円に変換する必要があったため、その際発生する為替差益(雑所得)が確定申告に影響してきたのだが、2023年半ばから楽天証券で米国株配当金を直接円で受け取る選択ができるようになり円で直接受け取る様に変更した為、以降は為替差益を気にする必要がなくなっている。
以下、今回の米国株配当の生活費充当を整理しておく。
実際の手続き
2025年7月19日(土)に楽天証券口座から円で受け取っていた米国株配当100万円分に最短の出金指示を出し(出金指示の受付は翌週22日(火))、7月23日(水)にPayPay銀行の口座に振込み。
PayPay銀行の口座を確認し
予定通り7月23日に楽天証券の口座より100万円入金されていることを確認。
引退してから生活費への充当額
2020年10月に完全リタイアして以降生活費に充当した金額は以下の通り1620万円。ちなみに入金額の8000万円は2001年に米国個別株投資を開始してから2020年に退職し完全リタイアするまでの20年間に投入した投資累計額。その20年間の株式配当は再投資をしていたので、入金額には含まれていない。
2020年に完全リタイアして以降の出金内訳は2020年:100万円、2021年:350万円、2022年:300万円、2023年:300万円、2024年:370万円、そして2025年が3月と今回100万円ずつで合計200万円となっている。
現在楽天証券口座に残っている円預り金
上に記載した実際の手続き画像で
今回出金を経た後の預り金(MRF)(右端)は3,137,796円となっており、前回2025年3月の配当金充当時は2,793,077円だったので、前回から34万円程増加したことになる。
最新のキャッシュフローでは年間の入金を100万円×年3回の300万円と想定しているが、配当金に余裕があれば年末にある程度補充することにしており、実際に昨年2024年は100万円×3回=300万円の想定に追加して12月に70万円を補充している。もちろん円預り金(MRF)を全て生活費に充当する訳ではなく、幾分かは余裕資金として残しておくつもり。
今年2025年は為替がドル安に振れており、昨年よりも円で受け取る配当金が目減りする可能性が高いのだが、現時点では昨年と同程度を12月に補充できるかもしれない。
まとめ
2025年2回目、通算17回目となる完全リタイア以降の配当金生活のための資金充当は、予定通り100万円。そして配当金を充当した後の預り金も約34万円増加しており、前回2025年3月の配当金充当時に
「次回の配当金充当予定は2025年7月で今回から期間が4ヶ月となるため、その際には今回の預り金増加20万円を上回る増加となって欲しいのだが、それはドル円為替に大きく依存するためあてにはしないでおこう。先に述べた様にどちらかと言うとドル安になる可能性が高いと思っているし。」
と懸念していた状態にはならずに済んだ。
次回の配当金充当予定は2025年11月で今回と同様に入金からの期間は4ヶ月。その際に今回と同様に預り金が30万を超えて増加してくれるのか、それとも懸念している様にドル安が進んで目減りするのかには要注目。それ次第で2025年12月に生活費として入金できる額(あるいは出来ないか)が決まるので。