はじめに
2020年10月末に退職/完全リタイアしてから、13回目となる米国株配当の生活費への充当を2024年7月に行った。
完全リタイアしてから2023年7月まで米国株配当金の生活費充当は、受取ドル配当を円に変換する必要があったためその際発生する為替差益(雑所得)が確定申告に影響してきたのだが、2023年半ばから楽天証券で米国株配当金を直接円で受け取る選択ができるようになったため、以降は為替差益を気にする必要がなくなっている。
以下、今回の米国株配当の生活費充当を整理しておく。
実際の手続き
2024年7月15日(月)に楽天証券口座から円で受け取っていた米国株配当100万円分の出金指示を出し、7月17日(水)にPayPay銀行の口座に振込むことに。
PayPay銀行の口座を確認し
予定通り17日に楽天証券の口座より100万円入金されていることを確認。
引退してから生活費への充当額
2020年10月に完全リタイアして以降生活費に充当した金額は以下の通り1250万円。ちなみに入金額の8000万円は2000年以来に投入した投資額で、株式配当による再投資は含まれていない。
内訳は2020年:100万円、2021年:350万円、2022年:300万円、2023年:300万円、そして2024年が200万円となっている。
現在楽天証券口座に残っている円預り金
実際の手続きでの画像で
右端の預り金(MRF)は2,077,742円となっており、前回3月の配当金充当時は1,678,210円だったので、3ヶ月で約40万円増加したことになる。
2024年から完全リタイア後のキャッシュフローを変更しているのだが、その中では今回の配当金充当は100万円×年3回の300万円で変わらないものの、2024年(2023年度分)の確定申告から法改正に合わせて「上場株式の配当等に係る課税方式」を申告不要で統一したことでこれまで年30万円と見込んでいた還付金(実績では年70万円程度)が0円となり、全体の入金額はこれまでより目減りする想定になる。
そのため想定キャッシュフローには含めていないが、この円預り金に余裕があれば年末に補填をしてこれまでと同程度の入金が出来ればベストと考えている。
現状では先に述べた通り2024年のドル高の恩恵を受けて、想定よりも多い預り金が残っているので、このままいけば年末にある程度の額を生活費として充当することが出来るだろう。
まとめ
前回2024年3月の配当金充当時は想定キャッシュフローを変更したばかりだったためか、
「今後に関してはやはり気になることがあり今一つスッキリしない感じではある。」
「新しいキャッシュフローもまだ適用したばかりなので、配当金充当の金額やタイミング等については回数を経ることによって変更した方がいい点も見つかるかもしれない。預り金にも注意を払いながら、色々と考えて最適な配当金充当/キャッシュフローをブラッシュアップしていくことにしたい。」
と今後に懸念を覚えていたのだが、それ以降もドル高が続き、先に述べた様に配当金を生活費に充当した後の預り金も増加したせいか、今回は特に不安を感じることは無かった。
次回予定の2024年11月の配当金充当時にも同じ様な感想が述べられるといいのだが、米大統領選を受けてドル円為替や株式市場がどうなっていることだろうか。