配当金生活に向けて
2020年9月の受取配当状況は以下の通り。
約定月 | 銘柄 | 単価 | 数量 | 受渡金額[ドル] | 受渡金額[円] | 為替レート |
2020年9月 | EXXONMOBIL | 0.87 | 1,180 | 736.27 | 77,426 | 105.16 |
2020年9月 | DOW INC | 0.7 | 700 | 351.43 | 36,963 | 105.18 |
2020年9月 | MCDONALDS CORP | 1.25 | 120 | 107.59 | 11,230 | 104.38 |
2020年9月 | KELLOGG CO. | 0.57 | 370 | 151.26 | 15,788 | 104.38 |
2020年9月 | CORTEVA INC | 0.13 | 85 | 7.94 | 828 | 104.38 |
2020年9月 | DUPONT DE NEMOUR | 0.3 | 85 | 18.3 | 1,910 | 104.38 |
2020年9月 | CHEMOURS CO | 0.25 | 40 | 7.19 | 750 | 104.38 |
2020年9月 | KRAFT HEINZ CO | 0.4 | 99 | 28.42 | 2,966 | 104.37 |
2020年9月も2020年8月、2020年7月に続いて受取配当が増加した銘柄は無し。
3ヶ月連続配当増銘柄無しというのはここ最近の記憶には無いのだが。1年前の2019年9月の配当を確認してみると、その際はケロッグ(K)の受取配当が増配だったのだが、今年は確かに据え置きで同一配当が5回続いている。さらに言うと、今年3月に配当を停止したボーイング(BA)の配当が昨年9月には受け取れていた。
とはいえ7~9月の四半期税引受取配当は852,488円で、これはその前の四半期4~6月の860,088円とほぼ変わらず。為替レートがドル安に振れているのを考えれば、それ程悪くはないと捉えることも出来る。
2020年9月の配当発表銘柄
2020年9月に次回の配当を発表した自分の所有銘柄は以下の通り。
ティッカー | 銘柄 | 発表日 | 権利落日 | 権利実施日 | 配当 | 回数 |
T | AT&T | 2020/9/25 | 2020/10/8 | 2020/11/2 | 0.52 | 4回目 |
JPM | JPモルガン・チェース | 2020/9/15 | 2020/10/5 | 2020/10/31 | 0.90 | 5回目 |
BMY | ブリストル・マイヤーズ スクイブ | 2020/9/10 | 2020/10/1 | 2020/11/2 | 0.45 | 4回目 |
CSCO | シスコ・システムズ | 2020/9/9 | 2020/10/1 | 2020/10/21 | 0.36 | 3回目 |
PM | フィリップ・モリス | 2020/9/9 | 2020/9/23 | 2020/10/13 | 1.20 | 1回目 |
GE | ゼネラル・エレクトリック | 2020/9/3 | 2020/9/25 | 2020/10/26 | 0.01 | 8回目 |
ゼネラル・エレクトリック(GE)は、相変わらず低調な状態が続いているため2年間配当据え置きは仕方ないだろう。9月半ばには
GE今年下半期にキャッシュフロー黒字化?(2020/9/17)
という報道もあったのだがどうなるか。次の四半期決算内容(2020年10月28日予定)の内容に期待したいが、例え決算内容が良くてもすぐに配当増とはならないだろう。
JPモルガン・チェース(JPM)が配当据え置きだったのは、先月のシティグループ(C)の据え置きと同様に、2020年の米銀ストレステストを受けての事なので仕方がない。ただ米銀株は
といった状況にあるので、こちらも次四半期の決算内容には注目(JPモルガン、シティ共に2020年10月13日予定)しておきたい。
ブリストル・マイヤーズ スクイブ(BMY)、シスコ・システムズ(CSCO)、AT&T(T)は増配のタイミングではないので特には。ただし、ブリストル・マイヤーズとAT&Tは次回配当が増配のタイミングであるので、こちらも決算内容(ブリストル・マイヤーズは2020年11月5日、AT&Tは2020年10月22日予定)には気を付けるべきだろう。
そしてフィリップ・モリス(PM)は、通常の増配のタイミングでこれまでの税引前一株あたり四半期配当@1.17ドルから@1.20ドルへと増配。これは約2.6%の増配となる。
まとめ
税引後ドルベース配当:1,408.4ドル
税引後円換算配当:147,861円
平均為替レート:1ドル=104.985円
3ヶ月連続で配当増無しの月となってしまった。この新型コロナの影響下で所有している銘柄によって通常通り配当増をする銘柄、配当を据え置く銘柄がだんだん明らかになってきた気がする。
そういった点からも2020年10月半ばから本格化する米企業の四半期決算内容には留意しておくべきだろう。特に自分は2020年10月末で完全リタイアすることを決めたので、これ以降の配当増は、追加投資はほぼ望めないので、所有銘柄の定期的な配当率UPに期待するしかない。
最後に今の所バイアンドホールドを崩すつもりはないのだが、完全リタイア/配当金生活に合わせて自分の資産を組み替える事も考え始めた方がいいのかもしれない。実行するかしないかは別として、状況が大きく変わったのだから選択肢の一つとしては考えておくべきだろう。