投資開始からの期間
2001年7月から数えて226ヶ月目(18年10ヶ月目)。
資産動向考察
2020年4月末の円ベース資産は以下の通り。
2020年4月は振り返ってみれば掲題の通りひと息つけた結果となってくれた。
105,717,783-98,261,214=で、ひと月で7,456,569円の増加となり、先月に割った1億円台を回復して終わっている。
4月にあった主な出来事
- 新型コロナウイルス関連諸々
来月(5月の資産まとめ)ではこのひと言で済ますのは止めよう。ただ4月はまだこれでお茶を濁すとしよう。
- 原油価格の不安定さ
OPECプラスの色々については、3月、4月に適宜触れていたが、
OPECプラス会合結果とエクソン(XOM)株(2020/3)
OPECプラス日量970万バレル減産で合意(2020/4/13)
その後まさかの原油先物価格が一時マイナス圏突入という事態に。需要に対して供給過多で原油を貯蓄しておく施設に入りきらないためマイナスでも取引を、ということらしいが、ここまでくるともう自分の理解できる範囲を超えてしまっている、というのが正直な感想。今後どうなるかは全く不透明。
- 米国所有株が四半期決算を発表開始
こちらの方が自分にとっては直接的な影響が出るので情報収集にいそしんだ4月だったと言える。4月末に決算が集中しているので、まだ確認しきれていない銘柄が多数あるが、GW中に何とか整理しておきたい。
とりあえず自分のポートフォリオの中で割合の大きいシティグループ(C)とAT&T(T)が大きなネガティブサプライズがない決算発表であり(ポジティブサプライズも無かったが)、まだきちんと整理してはいないが、報道では懸念していたエクソン・モービル(XOM)が四半期での赤字は約30年ぶりとなったものの配当を維持という点は一息つける材料だった。
自分の2020年3月末と2020年4月末のポートフォリオは以下の通り。
【2020年3月31日】
【2020年4月30日】
3月と4月の月末終値だけを比較するとほとんどの銘柄が上昇という結果だったようだ。今月も個別株というよりは概ね市場全体の流れに沿った所有銘柄の株価の動きだったようだ。あえて言えば決算内容が低調だったゼネラル・エレクトリック(GE)が3月より更に落ち込んでいる。
為替
先月終値:2020年3月31日1ドル=107.54円
今月終値:2020年4月30日1ドル=107.18円
1ドルあたり0.36円、割合で言うと0.33%のドル安。今月は先月中に10円近く為替レートに変動があった(月末比較ではそれ程変わらず)よりは落ち着いた動きだった。
まとめ
累計投資:79,000,000円(今月追加投入無し)
米国株:105,594,575円
外貨MMF:35,669円
USドル:36,741円
日本円:50,798円
資産:105,717,783円
累計損益(累計投資と資産より):26,717,783円/33.8%
先月のまとめで懸念していた3ヶ月連続マイナスという状況は回避できて、1億円台に回復という結果だった。
ちなみに市場の2020年4月の月間上昇率は、S&P 500が33年ぶり、ダウ工業平均が1987年1月以来、NASDAQは2000年6月以来の上昇率とのことだが、自分の資産はそれ程増えてはいない。
そして、これを書いている2020年5月2日現在(5月1日米国市場閉場後)では、1億円は維持しているものの500万円ぐらい下がっているので安心はできない。自分の所有銘柄で決算を発表した企業でも、通期見通しを撤回しているところがほとんどであるし、次四半期が更に悪くなる(底になる)としている企業も多かった。
そう考えると少なくとも次の四半期決算の結果が出る7月から8月にかけてまでは、月次の失業率やその他指標となる数値が市場予測とどれくらい差があるかにもよるが、低調な市場の動きに推移するような気がする。
しばらくは株価上昇、つまり資産の増加にはあまり期待せずに、所有銘柄の配当が減配や配当停止にならないことを祈ることとしよう。