JCペニー(JCP)のNYSE上場廃止懸念(2019/8)

はじめに

この8月になってから米国市場の動きが激しい(下落の方向にだが…)のだが、昨日は懸念している保有株の一つJCペニー(JCP)が13.5%下落していた。

以下に市場全体が下落傾向とはいえ、この下落幅は大きすぎる。JCペニーの2019年第2四半期決算発表は8月15日予定なので、決算内容が原因という訳でもない。確認してみたところ、掲題の懸念が高まってきた、という事を受けての株価下落らしい。以下にその内容を整理してまとめておく。


現地時間8月8日米国市場時間外後のJCペニーの発表

以下はJCペニーの企業サイトより引用・抜粋。

  • JCペニーは8月6日にニューヨーク証券取引所から上場廃止に関する通知を受け取ったと発表
  • 理由は継続上場基準である30営業日の平均株価が1ドル以上という条件を満たしていないため(the Company is no longer in compliance with NYSE continued listing criteria, which require listed companies to maintain an average closing share price of at least $1.00 over a consecutive 30 trading-day period)
  • JCペニーは必要なら次回の株主総会までに株式併合を実施する方針(The Company intends to pursue measures to cure the share price non-compliance, including through a reverse stock split of the Company’s common stock, subject to stockholder approval, no later than at its next annual meeting of stockholders, if such action is necessary to cure the share price non-compliance.)
  • 10日以内に不備修正の通知を行う予定(The Company plans to notify the NYSE within 10 business days of receipt of the notification of its intent to cure the deficiency. )

まとめ

ニューヨーク証券取引所の上場基準の一つである「30営業日の平均株価が1ドル以上」ことを満たさなかったのが、下落の引き金となった模様。

ただし、これは正直前の段階から自分を含めた市場は認識していたのではないかと思う。それを考えると、株価が上場基準を満たさなくなったことよりも、この30営業日内に改善策、方向性が見えなかったことの方が、このタイミングでの株価下落の主要因な気がする。

今後JCペニーがどうなるかだが、上の企業サイトで述べている通り株式併合(reverse stock split)をして、1株あたりの金額を上げる方策を取る方向の様子。ただ、これは株主にとっては何のメリットもない。

その点では、8月15日に予定されている2019年第2四半期決算発表とその後のアナリストとのカンファレンスコールで、単に株式併合により上場基準を満たすことではなく、もう少し具体的な会社の方針が明らかになるといいのだが。

いずれにせよ、JCペニー株の自分の中での扱いは先月書いた通り

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