はじめに
昨日に2020年3月の資産状況をまとめてみて、自分の主要な所有銘柄であるシティグループ(C)の急減っぷりに愕然としてしまった(ひと月で約12万ドル減)ので、シティグループに関する情報を探していたところ、4月1日(水)に最高経営責任者(CEO)のMichael Corbat氏がCNBCの番組でインタビューに応えていたので、その内容をまとめておく。
2020年4月1日のシティCEO Michael Corbat氏のコメント
以下はCNBCの番組“Squawk on the Street”におけるMichael Corbat氏の発言より主要なポイントを引用。
- “We instituted our own pledge and haven’t been laying people off,”
「私たちは自身の誓約を定め、人々を解雇してきませんでした」 - “About 75,000 of my colleagues will get a check to help with challenging times now. We’ve given paid time off to anyone who needs it, we’ve expanded benefits, and expanded Citi Foundation in our community.”
「私の同僚約75,000人が、困難な時を支援するための小切手を受け取ります。私たちはそれを必要とするすべての人に有給休暇を与え、利益を拡大し、コミュニティへシティ財団を拡大しました」 - “From our perspective, our dividend is sound and we plan on continuing to pay it,”
「私たちの観点から見ると、私たちの配当は健全であり、引き続き支払う予定です」 - (自社株買い戻しの一時停止に関して)“These buybacks constitute the vast majority of capital return to our shareholders,”
“We did that to be in sync with the challenge of the crisis and to make sure that all of us coming in with strong capital and liquidity positions could maintain that stance.”
「これらの買い戻しは、株主への資本還元の大部分を構成します」
「私たちはそれを危機の課題と同期し、強い資本と流動性のポジションを持った私たち全員がそのスタンスを維持できるようにするためにそれ(買い戻しの一時停止)を行いました」
まとめ
簡単にまとめると、
- レイオフはしない
- 自社株買いは一時停止するが、配当は支払う
という事になるだろう。この中で特にポイントなのは配当は支払う意向であること。
自分のシティ配当受け取り額は直近四半期で約22万円。年間では88万円と自分の中ではAT&Tに次ぐ大きさなのでこれが減配となると非常に手痛いし、目標としている配当金生活の実現に大きな影響が出てくる。
AT&Tは配当の発表が自分の想定よりかなり遅れてなされたため落ち着かない日が続いたのだが、正式発表ではないにしてもシティが今後の配当について、思ったよりも早めに言及してくれたのでやや安心した。
あとは来週の2020/04/15に予定されているシティの2020年第1四半期決算の内容がどうなるか。そこでネガティブサプライズがないことを祈るのみ。