2023年12月米国株受取配当
2023年12月の米国株受取配当状況は以下の通り。
ドルベースの税引前一株当たり配当を加えると以下の様になる。
約定月 | 銘柄 | 単価 | 数量 | 受渡金額[円] |
2023年12月 | DOW INC | 0.70 | 700 | 51,290 |
2023年12月 | EXXONMOBIL | 0.95 | 1,180 | 113,557 |
2023年12月 | CHEMOURS CO | 0.25 | 40 | 1,020 |
2023年12月 | DUPONT DE NEMOUR | 0.36 | 85 | 3,118 |
2023年12月 | CORTEVA INC | 0.16 | 85 | 1,386 |
2023年12月 | KELLANOVA | 0.56 | 370 | 21,107 |
2023年12月 | COCA COLA CO. | 0.46 | 370 | 17,338 |
2023年12月 | MCDONALDS CORP | 1.67 | 120 | 20,414 |
2023年12月 | WK KELLOGG CO | 0.16 | 92 | 1,504 |
2023年12月の受取配当で前回と違いがあった銘柄は以下の2銘柄。
エクソン・モービル(XOM)。前四半期の一株あたり配当が@0.91ドルだったのが、今回は@0.95ドル。割合にすると4.4%の増加
マクドナルド(MCD)。前四半期の一株あたり配当が@1.52ドルだったのが、今回は@1.67ドル。割合にすると10%の増加
両銘柄ともまずまずの配当増率だったのだが、それぞれ前回配当増前の円ベース受取配当を比べてみると
エクソン・モービル(4.4%配当増)
前回(2023年9月、@0.91ドル):112,884円
今回(2023年12月、@0.95ドル): 113,557円
マクドナルド(10%配当増)
前回(2023年9月、@1.52ドル):19,311円
今回(2023年12月、@1.67ドル): 20,414円
となっており、両銘柄とも確かに受取円配当は増えてはいるものの配当増の割合ほどではない。これは今回受取時の為替レートが前回よりもドル安となっているため。
2023年12月の配当発表銘柄
2023年12月に次回の配当を発表した自分の所有銘柄は以下の通り。
*回数は配当が前回と変わらない回数。5回目以上が過去1年間で増配の無い銘柄
*配当は税引前一株当たり配当
ティッカー | 銘柄 | 発表日 | 権利落日 | 権利実施日 | 配当 | 回数 |
JPM | JPモルガン・チェース | 2023/12/15 | 2024/1/4 | 2024/1/31 | 1.05 | 2回目 |
GE | ゼネラル・エレクトリック | 2023/12/15 | 2023/12/27 | 2024/1/25 | 0.08 | 10回目 |
T | AT&T | 2023/12/13 | 2024/1/9 | 2024/2/1 | 0.2775 | 8回目 |
GEHC | GEヘルスケア・テクノロジーズ | 2023/12/8 | 2024/1/12 | 2024/2/15 | 0.03 | 4回目 |
MDLZ | モンデリーズ・インターナショナル | 2023/12/8 | 2023/12/28 | 2024/1/12 | 0.425 | 2回目 |
PM | フィリップ・モリス | 2023/12/7 | 2023/12/20 | 2024/1/10 | 1.30 | 2回目 |
BMY | ブリストル・マイヤーズ スクイブ | 2023/12/6 | 2024/1/4 | 2024/2/1 | 0.60 | 1回目 |
MO | アルトリア・グループ | 2023/12/6 | 2023/12/20 | 2024/1/10 | 0.98 | 2回目 |
2023年12月の配当発表銘柄で前回と違いがあった銘柄はブリストル・マイヤーズ スクイブ(BMY)。前回の一株あたり配当が@0.57ドルだったのが、次回からは@0.60ドル。割合にすると5.3%の増加。
まとめ
【2023年12月】
税引後円配当:230,734円
【2023年1月~12月末】
税引後円換算配当:4,203,148円
2023年12月の配当はブリストル・マイヤーズ スクイブ(BMY)が5.3%の増配を発表したものの、受取配当は先述の様にドル安の影響のため増配があった銘柄でも円ベースでは四半期前の受取額から微増にとどまり、増配のなかった銘柄は四半期前から減少するという結果になっている。
これを書いている2024年1月半ば時点では2023年末よりもドル高のレートとなっているのだが、2024年は米の政策金利利下げが有力視されており、今後の円ベースの配当金が減少していく可能性が高いことを覚悟しておく必要があるだろう。何とか緩やかなドル安に留まり、ある程度配当増で相殺してくれるといいのだが。