AT&TのCFOによる最新情報アップデート(2020/11)

はじめに

昨日2020年11月20日の米現地時間に、自分が数多く所有しているAT&T(T)の最高財務責任者(CFO)John Stephens氏がMorgan Stanley European Tech, Media & Telecom Conferenceで講演を行い、AT&Tに関するアップデートを行っている。ひと月程前に2020年第3四半期の決算発表を行っているので目新しい情報は無いと思うが、以下にその内容を確認しておくことにする。


2020年11月20日John Stephens氏の講演内容

以下はAT&Tの企業サイトより引用・抜粋。

Customer-centric focus continues to resonate(顧客を中心とした焦点の継続)

  • Stephens said he is pleased to see momentum from the third quarter continue in postpaid wireless.
    Stephens氏は、月額料金を支払う携帯電話契約の勢いが第3四半期から継続していることに喜んでいると語った
  • In addition, the combination of HBO Max’s availability on Amazon’s Fire TV and the launch of Wonder Woman 84 on HBO Max and in theaters simultaneously December 25 should expand HBO Max’s attractiveness to both existing and new customers.
    さらにAmazon Fire TVでのHBOMaxの可用性と、12月25日にHBO Maxと劇場で同時に後悔されるWonder Woman 84の組み合わせにより、HBO Maxの魅力が既存の顧客と新規の顧客の両方に拡大するはずです

Strong cash generation and disciplined capital allocation(強力なキャッシュ創造と統制のとれた資本分配)

  • The company has refinanced more than $60 billion of debt at historically low rates and now has about $30 billion of debt coming due through 2025.
    同社は歴史的な低金利で600億ドル以上の借金を借り換えており、現在債務期限が2025年までの約300億ドルの借金が返済されています
  • AT&T expects 2020 full-year free cash flow of $26 billion or higher with a full year dividend payout ratio percentage in the high 50s%.
    AT&Tは、2020年の年間フリーキャッシュフローが260億ドル以上で、年間配当性向の割合が50%を超えると予想しています
  • The company also continues to expect gross capital investment in the $20 billion range for 2020.
    同社はまた2020年に200億ドル範囲の総資本投資の継続を見込んでいます

Network quality driven by significant investments in 5G and fiber(5Gとファイバーへの多額の投資によって推進されるネットワーク品質)

  • the company believes that its recent and anticipated network investments will bolster AT&T’s network foundation to compete as the need for high-quality connectivity only continues to increase.
    同社は最近そして予想されるネットワークへの投資により、高品質の接続の必要性が高まり続けているAT&Tのネットワーク基盤が強化され、競争力を高めることができると考えています

Business transformation(業務変革)

  • on track with the company’s expectations and have already delivered savings from efficiencies, organizational alignments and the optimization of cash returns from select business operating units.
    会社の期待に沿っており、効率性、組織の調整、選択した事業部門からのキャッシュリターンの最適化による節約をすでに実現しています

まとめ

特に目新しい発言は見られなかった内容といって良いだろう。

ただ、postpaid wireless(月額料金を支払う携帯電話契約)の勢いが続いているというのは良いニュース。このpostpaid wirelessが第3四半期に予想外に純増したことが、株価上昇につながっていたので第4四半期も期待できそうではある。

また、今月にあったAmazon Fire TVでのHBO Max視聴可能になった事や、ワンダーウーマン 1984がHBO Maxで視聴できることも明らかにしている。これらがきっかけとなってHBO Maxの有料視聴者数が増えてくれれば良いのだが。

いずれにしても昨日の株価は、

市場全体がやや下げ基調ではあったが、ほぼ変わらず。

過去3ヶ月を振り返ってみても、

市場に比べて低調なパフォーマンス(10月22日が決算発表)。何かこの状況を打開する施策が実行されて欲しいのだが。

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