はじめに
バイアンドホールド/長期の米国株投資が自分のスタイルであるのだが、掲題の様な経験を初めてしたので、1日という短期の出来事ではあるが今後のためにも整理しておくことにする。
昨日2020年3月9日米国市場閉場後の自分の資産下落幅
Yahoo! Financeで管理している自分のポートフォリオ合計は以下の通り。
上記の通りドルベースで-111,343.43ドル (-9.98%)の減少。ドルベース100万ドル割れは覚悟しておいた方がいいだろう。それにしても、米国市場開場前から大きく下がるだろうとは思っていたが、一気にここまで下がるとは。日次のドルベースデータは余程目に付く時以外取っていないのだが、保存したデータの直近で一番下落幅の大きかった2020年2月27日米国市場閉場後の
55,481ドル減少のほぼ倍の減少を記録してしまったことになる。
日次の円ベースで見ると、
この時点では1,000万円の減少は避けているが、実際には本日は為替が乱高下していたため1日で円ベースで1,000万円を超えるマイナスになっていたはず。
また、円ベース資産の現時点での前月比マイナスは約15%となってしまっており、これは先日挙げた前月比マイナスで10%を超えた月の中でも酷い下落。
前月比マイナス15%を超えた経験は今回を含めて過去5回しかなく、そのうち1回は自分が投資を始めた翌月のことなので、実際には4回目ということになる。
ただ、恐ろしいのはこれがまだ月の上旬時点であるということ。この状況を考えると下落が更に進む可能性は高い。
まとめ
昨日の米国市場閉場後の結果をまとめてみたが、自分で書いていて段々イヤになってくるというか気が滅入る。
いくら長期投資/バイアンドホールドのスタンスとは言え、これだけ資産減少が急激に進むとこのやり方がいいのかという気がしないでもない。ただ、今更何か手を打つには機会を逸しているだろう。基本的にはまだ先月書いた方向でこのまま。
そして一歩下がってみると、自分の現時点のでポートフォリオは以下の状況。
確かに下げはきついのだが、保有株数の多いシティグループ(C)、AT&T(T)、ブリストル・マイヤーズ スクイブ(BMY)はまだ投資価額比(Total Change)でプラス(AT&Tはかなり危ういが)。
いずれにせよ、円ベースで1億円を割るのも現実的ではあるが、自分が今までに投資した金額7,800万円を割る事態にならないよう願うばかり。
自分の中でのポイントは、
①1億円割れ(多分これは起こり得る。諦めた)
②今までの投資累計額7,800万円を割り込む
③配当金生活へ向けての減配や無配の発生
といった事態になった場合にどう考え、どう行動するか(しないか)だろう。ただずっと長期投資/バイアンドホールドのスタンスで米国株を投資してきただけに、その際取るべき適切な手段が見出しにくいのが問題。今後の課題として更に検討すべきだろう。
最後に振り返ってみると、世界金融危機時の2009年2月は今とは金額が違うが、資産が累計投資額の約半分になった経験もしている。今思えばよく投資を続けていたものだ。