【欧州債務危機の契機発生】2009年10月末米国株資産/配当

投資開始からの期間

2001年7月から数えて100ヶ月目(8年4ヶ月目)。


入金/米国株購入

2009年10月は入金、米国株購入共に無し。


ポートフォリオ

2009年10月のポートフォリオは以下の通り。

ティッカー銘柄株数平均取得価額(ドル)月末単価(ドル)取得価額比(%)
BAボーイング1027.2047.8075.74
BMYブリストル・マイヤーズ スクイブ2,20024.9621.80-12.66
Cシティグループ10,5007.194.09-43.11
CSCOシスコ・システムズ10016.0722.8141.98
DDデュポン1035.2231.82-9.65
DISウォルト・ディズニー1015.8027.3773.23
GEゼネラル・エレクトリック95020.7114.26-31.14
JCPJCペニー1018.9133.1375.20
JPMJPモルガン・チェース10027.4741.7752.08
Kケロッグ1028.9651.5477.97
KFTクラフト・フーズ29932.3626.95*-16.72
KOコカ・コーラ1037.9953.3240.35
MCDマクドナルド1012.9758.61351.89
MOアルトリア・グループ10012.7018.1142.56
PGプロクター・アンド・ギャンブル12959.4058.00-2.36
PMフィリップ・モリス10012.7047.36272.82
JAVAサン・マイクロシステムズ1,37516.138.18-49.27
TWCタイム・ワーナー・ケーブル2514.2838.87*172.29
TWXタイム・ワーナー10042.8330.12-29.67
XOMエクソン・モービル1034.2371.67109.38

*KFT、TWCは2009年10月28日のデータ、それ以外は2009年10月30日。

シティグループ(C)の株価は落ち着いてきたのかと思っていたのだが、そんなことは無かった。

それ以外の銘柄も先月に比べて概ね下落しているので、あまり良い月では無かったようだ。


配当

2009年10月の配当は以下の通り。

約定月銘柄数量受渡金額[円]
2009年10月COCA COLA CO.10296
2009年10月ALTRIA GROUP INC1002,446
2009年10月PHILIP MORRIS1004,173
2009年10月KRAFT FOODS INC.2996,227
2009年10月GENERAL ELECTRIC2501,845

今月の配当ではアルトリア・グループ(MO)が、前四半期一株当たり配当が@0.32ドルだったのが@0.34ドル、フィリップ・モリス(PM)が、前四半期一株当たり配当が@0.54ドルだったのを@0.58ドルとそれぞれ増配しているが、あまり影響はなかった。

今月の税引後受取配当合計は14,987円だった。


為替

先月終値:2009年9月30日 1ドル=89.89円

今月終値:2009年10月30日 1ドル=90.11円

1ドルあたり0.22円、割合で言うと0.24%のドル高。月末為替レートは1ドル90円台に戻ったが、小幅な動きで影響は微弱。


まとめ

累計投資:21,762,320円(今月追加投入なし)

米国株:14,306,174円

外貨MMF:713,139円

USドル:98,183円

日本円:25,150円

資産:15,142,646円

累計損益(累計投資と資産より):-6,619,674円/-30.4%

今月は先月に比べて約40万円ほどのマイナス。先月に続き2ヶ月連続で資産/損益の減少。

2009年10月は自分のポートフォリオ・資産についてはそこそこの減少で済んだし、ダウ工業平均も以下の様に、月初からはプラスになっている。

しかし米国市場にはまだ影響が出ていないのだが、2009年10月には今後に影響を及ぼす出来事が発生している。

それは、10月6日にギリシャでゲオルギオス・アンドレアス・パパンドレウ新政権への交代が起こった事。これが翌年から本格化する欧州債務危機の契機となっている。政権交代前は2009年のギリシャ財政赤字は対GDP比3.7%とされていたのが、交代後に前政権の数値を精査したところ、2009年の財政赤字は対GDP比12.7%となる見通しであることが判明している。

その結果簡単に言うと、

①この後ギリシャの国債(ソブリン債)の格付けが断続的に引き下げられた

②ギリシャの国家財政が破綻し債務不履行となることへの不安からギリシャ国債が暴落

③世界各国の株価およびユーロの為替相場が下落、相対的に日本円が円高に

という流れになる事になった。

過去の振り返りであるのでこの様に簡単にまとめられるのだが、当然ながら当時もそのような流れは予想することは出来る訳もなかった。こういった出来事から今後の市場が予想出来れば良いのだが、そういう能力が自分には無いことは十分認識しているので、愚直にバイアンドホールド/長期投資を続けている

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