配当金生活に向けて
2020年8月の受取配当状況は以下の通り。
約定月 | 銘柄 | 単価 | 数量 | 受渡金額[ドル] | 受渡金額[円] | 為替レート |
2020年8月 | BRISTOL-MYERS | 0.45 | 2,200 | 710.01 | 74,643 | 105.13 |
2020年8月 | JP MORGAN CHASE | 0.9 | 100 | 64.56 | 6,787 | 105.13 |
2020年8月 | AT&T INC. | 0.52 | 7,990 | 2,979.70 | 313,255 | 105.13 |
2020年8月 | PROCTER&GAMBLE | 0.7907 | 129 | 73.17 | 7,669 | 104.82 |
2020年8月 | CITIGROUP INC | 0.51 | 5,750 | 2,103.10 | 219,479 | 104.36 |
2020年8月 | WABTEC CORP | 0.12 | 20 | 1.74 | 181 | 104.36 |
2020年8月も2020年7月に続いて受取配当が増加した銘柄は無し。
これは7月、8月が受取配当増のタイミングではない銘柄が多いためなのだろうか。確認のために1年前の2019年7月、8月の受取配当増について確認してみる。
2019年7月:無し
2019年8月:シティグループが受取配当増(一株当たり配当が@0.45ドル⇒@0.51ドルと約13%増)
少なくとも昨年とほぼ変わらずなので、7月、8月は自分の所有銘柄の受取配当増のタイミングではないことが確認できた。本来配当増のタイミングで据え置きした訳ではないことが確認できて一安心。
本来なら受取配当増のタイミングであったシティグループについては、2020年のストレステストの結果を受けて少なくとも今回は据え置きである事が分かっていたのであきらめがつく。
まとめ
税引後ドルベース配当:5,932.28ドル
税引後円換算配当:622,014円
平均為替レート:1ドル=104.8524円
受取配当増がなかったので前年同月のデータを確認したので、前年同月との比較をしてみることにする。
約定月 | 銘柄 | 単価 | 数量 | 受渡金額[ドル] | 受渡金額[円] | 為替レート |
2019年8月 | JP MORGAN CHASE | 0.8 | 100 | 57.4 | 6,214 | 108.27 |
2019年8月 | BRISTOL-MYERS | 0.41 | 2,200 | 646.91 | 68,682 | 106.17 |
2019年8月 | AT&T INC. | 0.51 | 7,990 | 2,922.39 | 310,270 | 106.17 |
2019年8月 | PROCTER&GAMBLE | 0.7459 | 129 | 69.02 | 7,257 | 105.15 |
2019年8月 | CITIGROUP INC | 0.51 | 5,750 | 2,103.10 | 218,890 | 104.08 |
2019年8月 | WABTEC CORP | 0.12 | 20 | 1.74 | 181 | 104.08 |
税引後ドルベース配当:5,800.56ドル
税引後円換算配当:611,494円
平均為替レート:1ドル=105.4198円
2020年8月と2019年8月の受取配当を比べてみると、
税引後ドルベース配当:5,800.56ドル⇒5,932.28ドル。131.72ドル(2.27%)の増加
税引後円換算配当:611,494円⇒622,014円。10,520円(1.72%)の増加
となる。持ち株数に変動が無いので純粋にこの1年間での配当増ということになる。
ドルベースで131.72ドル(2.27%)、円ベースで10,520円(1.72%)の増加をどう考えるか。色々考え方はあるが個人的には悪くはないと思う。
もっと増えてくれればそれに越したことは無いのだが、客観的に見れば自分にとってひと月で約1万円を他の事で増やすのは難しいし、四半期ごとの配当という点も考えれば年で約4万円何もしないで配当が増えたのだから。そして今年のCOVID-19の状況を考えれば、ボーイングやウォルト・ディズニーのように配当停止になった銘柄が無かったのを良しとするべきだろう。
最後に配当に変化のあった銘柄のドルベースの内訳をみてみると、
- ブリストル・マイヤーズ スクイブ(BMY):646.91ドル⇒710.01ドル。63.1ドル(9.75%)の増加(2020年9月3日時点での税引前配当率は2.99%)
- JPモルガン・チェース(JPM):57.4ドル⇒64.56ドル。7.16ドル(12.47%)の増加(2020年9月3日時点での税引前配当率は3.55%)
- AT&T(T):2,922.39ドル⇒2,979.70ドル。57.31ドル(1.96%)の増加(2020年9月3日時点での税引前配当率は7.02%)
- プロクター・アンド・ギャンブル(PG):69.02ドル⇒73.17ドル。4.15ドル(6.01%)の増加(2020年9月3日時点での税引前配当率は2.28%)
となる。保有銘柄の多いAT&Tの配当上昇割合が多ければ良かったのだが、ここ1年のAT&Tの株価や決算内容、そして元々の配当率の高さを見るとしばらくは大幅な配当上昇は期待できないだろう(AT&Tの配当増発表は12月、実際の受取は2月の事が多い)。JPモルガンやシティの銀行株(シティの直前の上昇率は13.33%)も、COVID-19の状況を踏まえたストレステストの結果を受けて、前回の10%を超えるような配当増はない気がする。自分の見込が外れて所有株数の多いAT&Tとシティの配当が大幅に上昇してくれれば有難いのだがなあ。