完全リタイア/配当金生活開始からの期間

2020年11月（2020年10月末退職）から数えて4年12ヶ月目（60ヶ月目）。

2025年10月のキャッシュフロー予実管理

ベースとなる最新のキャッシュフローを「上場株式の配当等に係る課税方式」の法改正に伴い2024年から変更（2024年版）しており、今月から家賃上昇に伴いアップデートしている。以前のもの（2021年6月版）はこちら。

2025年9月末時点までの実際のキャッシュフロー実績を反映した2025年10月の想定キャッシュフローと実際のキャッシュフローは以下の通り。

生活費（固定費を除いた出費）はクレジットカードの〆が23日、翌月10日引落しのため主に前月分の生活費が反映されている。

キャッシュフロー項目の値等についてはこちら。

前月に10万円近くとなり2025年平均を上回った生活費だが、今月は年間平均以下の約6.5万円にとどまった。

基本的にはカードでいくら使ったかをこれを書くタイミングでしか見ないこと、カードの引き落としの〆が23日で月末と一致していないこと等から、月間にどれ程使ったかの想定が付かずに単純に前月使いすぎたという意識が働いたことで出費を抑え気味であったことが原因だろう。

この使いすぎたという意識はこれを書くまで継続していたため、来月の生活費（カード〆10月23日分）も同様に少なく済みそうな気がする。

青色・太字は想定ではなく時間経過による年末の実績。

2025年10月末時点で予想される60才末の預貯金額は前月より約10万円増加。

2025年10月の配当金生活は生活費が予想よりかなり少なかったため、10万円近い余剰資金が生まれることになった。色々思う事はあるが、まあ足りないよりはマシと考えるべきだろう。特にどうしても欲しい/必要というものも無かったし。

さて気が付けば冒頭の通り完全リタイアしてから2025年10月末で丸5年となった。

簡単に完全リタイアしてからの出費を以下に確認してみる。

【総出費（生活費だけでなく住居費～住民税等含む）】

ただし2020年11、12月は色々出費が多かったので割愛

2021年が突出して多いのは、退職後は健康保険を会社の任意継続にしたこと、前年の所得に応じた住民税が発生したことが主要因。

2022年も2021年程ではないが健康保険の任意継続と住民税が発生しているが、それを除くと多分出費は最も少ない。

2023年はスマートフォン、パソコンの買い替えをしたため、2022年までの健康保険料や住民税がなくなった割には2022年と同程度。

2024年は2023年と比べてずいぶん少なくなったように思われるが、国民年金の払込を2年に一度としており、2024年には引き落としが発生していないことを差し引くと、2023年と大きな差は無いだろう。

今年2025年は既に2024年の年間を上回っているが、国民年金の2年分支払い発生、4月からの家賃値上げが影響しているものと思われる。

【生活費】

こちらは総出費とはいささか傾向が異なっている。

2021年は恐らくコロナの影響と、完全リタイアして間もないこともあって生活費を抑えたものと思われる。

それ以降は2023年に既述の通りスマートフォン、パソコンの買い替えで増加したものの、月平均では思ったよりも変動は無い。

簡単に完全リタイア以降の総出費/生活費を確認、整理してみたが、総出費に関しては年によって色々条件が異なるのでまあブレが出るのは仕方がないと思うが、生活費（特に月平均）については自分が思っているよりも差がなかったのは興味深い。

過去5年（正確にはコロナ期を除いた4年）で特殊な出費を除いた生活費が割と似通っていること、その生活で特に大きな金銭的ストレスを感じていないことを考えると、完全リタイアしてからの配当金生活は今のところ上手く行っていると言えるだろう。

今後もこの様な感想が思える状況が続いてくことを願いたいものだ。