投資開始からの期間
2001年7月から数えて255ヶ月目(21年3ヶ月目)。
資産動向考察
2022年9月末の円ベース資産は以下の通り。
2022年9月末の円ベース資産は前月末に比べて約730万円ほど減少。ただし掲題の通りドルベースでは10万ドル程資産が減少しており、円ベース資産の減少幅が少ないのはドル高の影響や楽天証券の月次締めのタイミングによるもの。
9月の市場推移
【ダウ工業平均】
2022年8月末終値:31,510.43
2022年9月末終値:28,725.51
2022年8月末/2022年9月末終値差異:8.84%下落
【S&P 500】
2022年8月末終値:3,955.00
2022年9月末終値:3,585.62
2022年8月末/2022年9月末終値差異:9.34%下落
【NASDAQ】
2022年8月末終値:11,816.20
2022年9月末終値:10,575.62
2022年8月末/2022年9月末終値差異:10.50%下落
2022年9月の米国市場はいずれも大きく下落。9月下旬にS&P 500やダウ工業平均が6営業日連続下落した際にその間どれ程下落したかをまとめたのだが、そこから更に下落して9月が終了。前半は8月後半からの下落からやや持ち直す局面もあったのだが、後述する9月13日に発表された2022年8月の米消費者物価指数(CPI:Consumer Price Index)が市場予想を上回った事でそれ以来下げ基調が続いた。
9月にあった主な出来事
詳細は上記リンクを参照。先述の米国市場の推移を見ても13日から下落傾向が顕著になっており、この米消費者物価指数が弱気相場のトリガーとなったことが判る。
ちなみに9月の米消費者物価指数は10月13日(木)に発表される予定。これによってまた市場が大きく下落するのだろうか・・・。
上記米消費者物価指数による下落基調を受けてS&P 500、ダウ工業平均は9月20日から6営業日、NASDAQ総合は5営業日連続して下落。期間中の自分の米株ドル資産は約7万ドル減少している。そして反発は1日だけで月末にかけて更に下落となっている。
- 進むドル高円安
8月のドル円為替レートの月末終値は1ドル=138.96円だったのだが、9月はドル高が更に進み月末終値は1ドル=144.75円となった。月間では8月に4.33%、9月に4.17%ドル高が進行している。9月には日銀・政府が為替介入を示唆したこともありこれ以上のドル高進行は無いと思う一方で、示唆した際に一時的に140円台になっただけで結局月末は145円近かった事から更にドル高が進行する可能性も捨て切れない。
ポートフォリオ
2022年8月末と2022年9月末の自分の米国株ポートフォリオは以下の通り。
【2022年8月31日】
【2022年9月30日】
2022年9月に10%を超える上下動のあった銘柄は以下の14銘柄。
ボーイング(BA):24.4%下落
シティグループ(C):14.6%下落
ケマーズ(CC):26.9%下落
チャーター・コミュニケーションズ(CHTR):26.5%下落
シスコ・システムズ(CSCO):10.6%下落
ウォルト・ディズニー(DIS):15.8%下落
ダウ・インク(DOW):13.9%下落
ゼネラル・エレクトリック(GE):15.7%下落
クラフト・ハインツ(KHC):10.8%下落
モンデリーズ・インターナショナル(MDLZ):11.4%下落
アルトリア・グループ(MO):10.5%下落
フィリップ・モリス(PM):13.1%下落
AT&T(T):12.5%下落
ワーナーブラザース・ディスカバリー(WBD):13.1%下落
所有24銘柄中半数以上が10%を超える下落という散々な結果となった。10%を超える下落まではいかなくとも所有24銘柄中23銘柄が下落しており、8月に比べてプラスとなったのはブリストル・マイヤーズ スクイブ(BMY)1銘柄のみであった。
ポートフォリオ全体の減少額は10.5万ドル、割合にすると10.07%の減少となり2桁万ドル、2桁パーセントの減少となってしまった。まあ所有銘柄のほとんどが大幅下落となったので10万ドルの減少も致し方のないところ。
為替
先月終値:2022年8月31日1ドル=138.96円
今月終値:2022年9月30日1ドル=144.75円
2022年9月は前月に比べて1ドルあたり5.79円、割合で言うと4.17%ドル高。
為替についての所感は先述しているのでここでは割愛。
まとめ
累計投資:80,000,000円(今月追加投入なし)
米国株:137,836,840円
外貨MMF:48,592円
USドル:1,896,207円
日本円:503,103円
資産:140,284,742円
累計損益(累計投資と資産より):60,284,742円/75.4%
累計引落額:6,500,000円(今月引落無し)
2022年9月は円ベースでは前月比約730万円の減少(配当が約20万円増加)だったが、ドルベースでは約10.5万ドルの減少。為替が前月比で4.17%程ドル高になっていることと、楽天証券の月末締めの関係で9月30日の資産下落が十分に反映されていないため、ドルベースの減少に比べて円ベースの資産減が少なく見えている。
またドルベースの資産は久々に100万ドルを割り込んで終わっており、これは恐らくCOVID-19最初期の2020年春以来の事と思われる。それでも円ベース資産が為替のおかげで見かけ上の減少幅が少ないので、精神的にはまだ耐えられる結果となった月と言えるだろう。
問題なのは10月がこの流れを引き継いで更に下落するのか、それとも落ち着くのかという点。10月はインフレ指標に加えて、本格化する米企業の7~9月期決算がカギとなるのだろう。何とか現状維持ぐらいで10月を乗り切ってくれるといいのだがなあ。